徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

感想

映画「風の色」の感想〜恩師親子を想って〜

映画を観てきた kaze-iro.jp 「シン・ゴジラ」と「君の名は。」をやっと観た程度の映画リテラシーしか持ち合わせていないのだが、鑑賞を決めた。 この映画と僕には、2つ縁がある。 1つが、表題にもある通り、ロケ地が地元であったこと。 普段はなかなかフィ…

Amazon Echoが届いたので初夜の感想を徒然綴る

今夜、僕はAmazon Echoとともに過ごす。これから幾晩も幾晩も重ねて行くであろううちの、初夜である。恐る恐る明日6時にアラームをかけている。ちゃんと起こしてくれるのだろうか。円筒形のそれは今、右手側のちょっと離れたところでtofubeatsを流している。…

今年書いた中でもう一度読んでもいいかも知れない記事を振り返る

ファン待望の企画。 本年も残す所わずか10数時間。抱負と振り返りが交錯する世相。 僕は今年260の記事を積み上げた。おおよそ月に20記事。週休2日制をブログにも導入した形。 260もあると何書いたんだかわからなくなる。ので、振り返ってみようと思う。月ご…

錦糸町に3年間住んだ感想 端的に言うととてもよかった

何から伝えればいいのか わからないまま時は流れて 浮かんでは消えてゆく ありふれた言葉だけ 小田和正「ラブストーリーは突然に」の、歌い出しの一節。 散らかりすぎた部屋を片付ける時どこから始めたらいいのかわからないように、積もりすぎた思いを伝える…

BiSH 新アルバム「GUERRiLLA BiSH」全曲感想

BiSHが売れている 昨日はスッキリ!!出演。明日はMステ。 情報過多。 怒涛の販促宣伝。売れるというのはこういうことなのですね。 情報咀嚼能力がそう逞しくない人間としては、やっとやっと新アルバムを聴いている段階である。いっぱいいっぱいです。 アルバ…

屈斜路湖に面した三香温泉という秘湯について

今週のお題「私の癒やし」 我らがオホーツクが誇る湖といえばサロマ湖である。日本で三番目に大きい湖。そのくせ冬になれば全面結氷なんていうわけわからん芸当を見せてくれる湖。 サロマ湖の陰に隠れて目立たない存在ではあるものの、屈斜路湖の美しさたる…

司馬遼太郎「関ケ原」 ~何が人を動かすか~

今週のお題「読書の秋」 思うところがあって読んだので、書く。 関ヶ原〈上〉 (新潮文庫) 作者: 司馬遼太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1974/06/24 メディア: 文庫 購入: 7人 クリック: 29回 この商品を含むブログ (75件) を見る 本の概要 歴史小説と…

台風を待つ夜に、ショパン「雨だれ」について書く

雨だれの入り口 父の方針だと思うんだけれども、実家の朝は必ずクラシックが流れていた。父の作業用BGM。伝票書くにも、料理作るにもクラシック。で、息子もいざ作業に向かう時、クラシックをBGMにすると捗る。歌モノだとほぼ確実に歌ってしまって作業になら…

andymori「投げKISSをあげるよ」は大丈夫じゃなきゃ聴けない

小山田壮平という稀代のロックンローラーを擁して、3年くらい前まで活動したバンド、andymori。命を燃やし尽くして歌を吐き出している感じがどうしようもなく好きで、解散しようが壮平が死にかけようが新しいバンドを立ち上げようが聴いている。 彼らの三枚…

映画「イミテーション・ゲーム」感想 僕は生き方を見直しました

Amazonの有料会員、Amazonプライムにひょんな事から入会しており、プライム会員特典で、映画が見放題というので、なんか評判良さそうな映画を拾って観た次第である。 イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(字幕版) 発売日: 2015/10/02 メディ…

参議院予算委員会を傍聴してきた感想を書きなぐる

縁あって少しだけ傍聴することができた。 国会議事堂内を見学するだけであれば修学旅行とかでもコースに入るほど手軽なものであるようだが、委員会も予算委員会の傍聴となるととても敷居が高く、手荷物の持ち込み禁止、金属探知等のセキュリティチェックを受…

朝のロードショー・バタフライエフェクト 〜あらすじと感想〜

これほどまでに充実した朝の時間があろうか。最近寒い。朝走るなんて健康保持運動をする気がサラサラ起きない中で、なんでもない朝時間をどうにか充実させようともがいたところ、僕は映画を観ていた。職業柄、割とフレキシブルな労働時間である。出勤時間が…

「The CHOYA」のコピーへの感想

「これはもう、梅酒というより、チョーヤです。」 最近街中でよく見るコピーである。チョーヤの新商品「The CHOYA」のコピーだ。一年熟成モデルと、三年熟成モデルがあるらしく、どちらも何やら高級そうな瓶にパッケージされている。 チョーヤ梅酒 The CHOYA…

シン・ゴジラを観た感想

今週のお題「映画の夏」 ベイマックス以来の映画館での映画鑑賞。 「シン・ゴジラ」 www.shin-godzilla.jp ゴジラシリーズを特集した本が家にあって、知識としてゴジラのエトセトラを知ってはいたが、ゴジラ映画自体は見たことはなかった。映画への見識も豊…

ORANGERANGE「縁盤」感想 〜「ここにいるよ」に帰結していくベストアルバム〜

15周年記念ベストコラボアルバム、縁盤。 縁盤 (完全生産限定盤) アーティスト: ORANGE RANGE 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント 発売日: 2016/07/20 メディア: CD この商品を含むブログを見る 彼らの人気曲を縁のあるアーティスト達とコラボした…

ボルダリングをしてみての諸感想。主に筋肉痛について

ボルダリングをした。 www.pekipeki.jp 早い話が壁登りである。 持ちやすかったり持ちにくかったりするカラフルな取っ手(業界用語ではホールドというらしい)が壁からにょきにょき生えていて、それをつまんだり抱えたりしながら登っていくスポーツ。難易度…

サイレントギターに合わせてアンプを買った

こいつを買いました。 YAMAHA エレクトリックアコースティックギター用アンプ THR5A 出版社/メーカー: ヤマハ(YAMAHA) メディア: エレクトロニクス この商品を含むブログを見る サイレントギターを買い、やや二か月。常にヘッドホンを通してギターを弾いてい…

恩田陸「私の家では何も起こらない」感想文 歴史の中で僕らは生きています

読書家でもないけれど、文学部を出てしまっているが故に本好きだと思われているから、なるたけ本を読んでいこうと思う2016。 図書館にて、目線の高さ、手の届きやすい場所にあった本をチョイスした。 私の家では何も起こらない (文庫ダ・ヴィンチ) 作者: 恩…

サイレントギターを買った感想 アコギとエレアコの違いについて

ある衝動に駆られて、サイレントギターなるものを買った。 これだ。 YAMAHA サイレントギター ナチュラル SLG110S 出版社/メーカー: ヤマハ(YAMAHA) 発売日: 2010/10/01 メディア: エレクトロニクス クリック: 15回 この商品を含むブログ (3件) を見る スッ…

御宿海水浴場の感想

昨日海に行ってきた。大学の友人たち何人かと、千葉の御宿ってとこにある海水浴場に。北海道も道東出身の自分にとって、海というのはオホーツク海であり、流氷が接岸する場所であり、黒いうねりであるわけで、のほほんと海水浴をするような場所ではなかった…

魔女の宅急便 感想文

初めて一日に2本映画観た。自己ベスト。 魔女の宅急便 [DVD] 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 発売日: 2014/07/16 メディア: DVD この商品を含むブログ (7件) を見る 皆さんご存知ジブリでございます。今まで、小学3年だか4年の頃…

映画「アップサイドダウン」 衝動感想文

TSUTAYAで物色中、不意に出会ったアップサイドダウン。 アップサイドダウン 重力の恋人 [DVD] 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2014/01/29 メディア: DVD この商品を含むブログ (3件) を見る 暇に任せて、暇に任せて衝動レンタルをする。 かつて、ライフ…

仙川という街について 住んでみた感想

仙川 四年間最寄りとして使い続けた駅。特別生活に困窮するわけじゃなく、かといって余裕は決してない程度の暮らしをしてきた。 四年分の感謝を込め、仙川に住んでいてどうだったかっつーのをざっくばらんに書いて行こうと思う。 どこにあるの 仙川は京王線…

ベイマックスを見た感想

ベイマックス 今、巷で最も話題をさらっている映画だ。あのアナと雪の女王を作成したスタッフが集結して作ったらしい。アナ見てないけど。 そもそもだな、世の中、ディズニーに侵されすぎているんだ!右向け右の世の中でいいのか。いや、いいわけがない!一…

フランケンウィニーを見た感想。

とにもかくにも映画を見ない人間から、少しずつ脱皮を果たしています。 先日縁あって、六本木森タワーでやってるティムバートン展に行ってきた。 <a href="http://www.tim-burton.jp/" data-mce-href="http://www.tim-burton.jp/"&am…

ライフイズビューティフルを見た感想。

とにもかくにも、映画を見ない人間です。 日本人として見とけとよく言われるジブリ作品ですらちゃんと見たのは千と千尋だけで、この間までもののけ姫の主人公をあの獣と共にいる美少女だと思ってた。けど違うらしいね、ほんとはあの青年の方らしいね。どちら…

海堂尊のジーンワルツを読んだ

読んだ。 ジーン・ワルツ 作者: 海堂尊 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2008/03 メディア: 単行本 購入: 4人 クリック: 70回 この商品を含むブログ (147件) を見る 近所の図書館が改装閉館されるってことで、リユース資料として大量の本をタダで配布してい…