徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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Hello,goodbye.

本日肉離れをしました。

縁あってここ十年くらい一生懸命陸上競技というものに精を出している私ですが、肉離れというものは大小合わせてこれがおそらく四回目くらいになるかと思います。最初の六年間は筋肉的な怪我はしたことなかったので、実質ここ四年で四回というなかなかハイペースな千切りです。

ミスターこと長嶋茂雄氏が肉離れをミートグッバイと英訳したのは有名な話ですが、はたしていったい世の中のどれだけの人が本当にミートグッバイしたことがあるのでしょうか。スポーツ業界では日常的に起こりうるこの肉離れ。普通にお散歩しているだけじゃ起こりえない肉離れ。きっと今はなき笑っていいともの某コーナーで質問したら1/100当てられるくらいの珍しさなんじゃないかと思います。

 

じゃ、肉離れってどんな感じなのか。

 

初めての肉離れは大学一年の夏。合宿でのことでした。色々あって思うように走れなくなっていたのですが、無理くり体を動かして走っていた時に右の太ももの裏にピリーン+パツーン+プチーンを1.5で割ったような衝撃が走りました。まぁ案の定軽度の肉離れだったのですが。

私の実感としてはこの痛みと衝撃を肉離れと端的に表した日本人に敬意を表したいほどに肉離れは肉離れです。たんこぶがたんこぶであるように、痣が痣でしかないように、肉離れは肉離れを生きています。あぁ、今、筋肉同士が離れて行ったんだな。とリアルタイムにひしひしと感じることができます。

 

じゃあ今回の肉離れはどうなんだ。

 

結構軽度だと、信じています。信じる者は救われるって言葉を都合のいい時だけ信じさせてもらいます。少なくとも筋断裂がないとか、内出血がないとか、いくらでも証拠は出せるくらいには軽度なのは間違いありません。

しかしあと三週間後にはこの十年間の陸上人生を終わらせるべく走る記録会が待ち構えています。

なんて間の悪い脚なんだと、自分でも思います。今までもここぞという時に怪我をしてきた歴史があるので、こういうところから日本史ないしは世界史を学ぶ大切さを教えられたりもします。ただ、間の悪いなりにここまで続けてこられたわけなので、間の悪いままにやりきってやろうとも思うわけです。この幕が下りるギリギリの怪我さえも自分らしさなのよ、てへぺろと認めてやろうと。そして自分なりの全力で肉繋に精を出してやろうと。こればかりは私自身のさじ加減でよくなるも悪くなるも決まってくるものですから。

 

犬の一生にも満たない陸上人生なわけですが、立派に往生させてやりたいと、やっぱり痛い右足を抱えながら思うのでした。