ハンバーガーを食べてきた。
某I'm lovein' itみたいな崩れそうなジェンガの方がまだ安定感を感じさせる大量生産型ハンバーガーではなく、ちょっと立派なハンバーガー。
ここです。
1975年5月、ハワイ語で田舎者という意味のある「KUA`AINA」は、ハワイ・オアフ島「OLD HISTORIC TOWN」と呼ばれるノースショアの小さな田舎町ハレイワで生まれました。
つまりはハワイアンバーガー。ハワイアンバーガーなのに関東圏を中心に展開しているという異色バーガーショップ。
マイホームユニバーシティがある御茶ノ水にも店を構えているとどこからともなく囁く声が聞こえてきたので入店。
店内の様子も言われてみれば南国をイメージさせるトロピカルでカラフルなジョイフル。なるほどこれはメガチェーン店のバーガーショップとは訳が違う。
お値段もそれなりなもので。日高屋ならラーメン五杯いただけるだけのハンバーガー。中でも定番らしいアボカドバーガーを注文。
どんなもんよと。どれほどのものよと。アボカド推しとか女子ウケ狙ってんじゃないよと。世の中の食べ物をグッドテイストとベリーグッドテイストの二択に分け続けてきた私が辛口採点をしてやろうと。
そして出てきたのがまさに
これ。
高さおよそ十五センチ。肉はまごうことなきハンバーグ。パテなんてかわいい響きのものじゃない。それにごっそりのレタスとおよそ1/3の純情なアボカド、最大直径の部分を惜しげもなく使ったであろう厚切りトマトが二枚。しかし安定感抜群。スタート直後のジェンガも真っ青。
食す前に写真に撮る行為がどうも許せないための一生懸命の口頭説明。きっと伝わらないこのでかさ。画像検索したらいいよ。見たければ。
でかいゆえに食べるのにどうするか悩む。顎を全力全開で真っ向勝負を挑むか、それとも仕方なしに下をハムハム上をハムハムみたいなことをやってみrやらなーい!!そんな女々しいことしなーい!!
真っ向勝負。握り拳が入るこの顎ならなんてことなかった。上から下からハンバーガーを縦断。
うまい。
ハンバーガーの凄いところは様々な味と食感の食べ物が一度に味覚を襲うところだと思う。おにぎりにはできないバリエーションのおかずだったり、サンドイッチじゃまかなえない厚さだったり。その具の全てが邪魔することなく綺麗に組み合わさっている。ドミソド。
最初は女子ウケかと思われたアボカドも何食わぬ顔でバーガー和音の仲間入りを果たしていた。まぁそら合うわな。ハンバーグとアボもトマトとアボも外れないしな。
ややこしいことはいいんだ。肉汁がじゅわーとかどうだっていいんだ。
なんてったってベリーグッドテイスト。
嗚呼、挟まれてみたい。