9月9日、久しぶりに北見の大地を踏んだその足で向かった自動車学校。柄の悪そうなおにいちゃんや金髪・反り立つまつ毛・上シャカジャン・下スウェットの姉ちゃんたちに囲まれ、びくびくしながら通った日々がついに終わりを告げた。
半クラにビビッていたのがたったの一月前のこととは思えない。はるか昔の事のような気がする。
半クラなんて今はお手の物だ。
ギアにエンジンの力が伝わるクラッチの踏み加減なんて、手に取るように分かる。あ、足で踏むように分かる。エンジンとギアの恋路は俺の脚が握っていると言っても過言ではない。
安全確認だってそうだ。
何しろ想像力が逞しくなった。あの路地の裏には実は子供たちが遊んでて不意にボールが飛びだしてくるかもしれない。そんな事を考えたらもう安全確認せざるを得ない。安全確認したくてたまらない。出来ないとか言ってる場合じゃない。やりたい。
テクニックとイマジネーションの向上と共に、自動車学校の面々との面識も恐ろしく深まった。清楚な格好だがやはり眉毛の反り立った受付のお姉さんには、気付けば下の名前で呼ばれていた。親しい。遺伝子のバトンのを繋ぐ中でどこかに爬虫類の血が絶対に入ったであろう強持てのおじさんには、大学の学部選びをお前は間違ったってとんでもないダメだしを食らった。びっくりした。担当教官の声は小さくて最後まで良く聞こえなかった。話半分くらい適当に返事してましたごめんなさい。
明日からは時間的な拘束が全くない日々が始まる。北見帰省後初である。陸上ってとんでも荷物を下ろして、次は免許取得ってバックパックくらいの荷物を降ろして、やっとこさのフリーダム。それだけで今晩はウッキウキだ。
今うっきうきって変換したら一発目に鬱気雨季ってでた。酷くネガティブなパソコンに育ったもんだ。たまにはローカルディスクを整理してやろう。
そうだ、明日はローカルディスクをサックサクにする日にしよう!
鬱気雨季♪♪