徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

壊れかけのコンクリートを見てびっくりしている駅ってどーこだ

日比谷です。

うおぁ!ヒビや!

 

よくないことといいことって大体ワンセットで起こることを最近学んだ。いや、そんなことないのかもしれないけれど、最近の悪いことはそうだ。遠回りこそが人生だとかいうよくある意識高い香りがするセリフもあながち間違ってない気がしてきた。

 

 

ケース1 東京に戻ってきたはいいものの家に入れない

実家に鍵を忘れてきた。その衝撃たるや。土産やら着替えやらたくさんの荷物に囲まれて玄関の前にやってきたはいいものの開けられない扉の衝撃たるや。自分の管理能力の無さを呪った。もう呪い殺してやろうかと。殺したらもっとザルになるね、だめだね。

焦りと失望の独り言をひとしきりまき散らした後、しかたなしに大家宅に向かったわけだ。雨降る夜ぞ。天気を呪った。もう呪い殺してやろうかと。殺したら農家さん困るね、だめだね。

土産と共に転がり込んだら大家さんは暖かく迎えてくれた。なんならお茶入れてくれた。天使だった。85歳の天使だった。帰り際に大家さんはマスターキーと冷凍食品もろもろを持たせてくれた。なんだろうか、すさんだ心から何から何まで回復した。治療の紙ディアンケトが実在したらこういう人に違いない。今度話し相手になりにいくよ、大家さん。

 

 

ケース2 パソコンが付かない

最近重くなってはいたマイパソコン。そうかきっとメモリが圧迫して切迫した状態なんだな。それなら今すぐメモリを綺麗にしてやろうと。よかれと思って我流でメモリ掃除に乗り出した。何年か前に作ったリカバリーディスク的なのを使ってメモリを洗い出すと、それはまあものすごい量の老廃物と思われるファイルが検出されてきた。こんなにも酷使してしまっていたのかパソコンよ。定期的に掃除してやらなかったメンテ無精を詫びながら老廃物を流し、少しは休めと、パソコンを閉じた。それを最後にパソコンくんは立ち上がらなくなった。パワーを押すと申し訳程度には光り出すも、意志を持っていない。老廃物と共にマストプログラムもぶんなげたのか。鍵無い次はパソコンか。

再び焦りと失望の独り言をひとしきりまき散らした後、電気屋に持っていった。知ったような知らないような単語を羅列して、おじいちゃんたちから設定代金として多額のお金をぶん取りにかかっている今流行の電気屋である。症状を話すと店員は内部清掃を進めてきた。それでだめなら買い替えかもしれませんと。その内部清掃が3000円である。つまりが問答無用で3000円払っていただきまよ、それでだめそうなら買い替えですよってことである。ちょっと待てと。3000円払わないと何もわからんのかと。色々聞いてみたけどどうにもならんようなので任せることにした。我流なんかで何とかしようとするからこうなったんだ。ごめんよPC。まだ使えたはずなのに君をダメにしてしまったかもしれない。

中身からビューティーになって帰ってきたPCは何も異常もなかったと伝えられた。3000円の出費で済んだわけだ。データも何も飛んでないとのことだった。さらに家帰って点けてみると、それまでは確実に虫が潜んでいるレベルにカラカラカサカサ鳴っていた起動中の雑音がほぼ皆無になっていた。電気屋の腕は本物だった。設定詐欺してるだけじゃなかった。

 

そういう結果オーライを掠め取って、無事、静かに屋根の下で、ブログを書いています。

 

 

猛烈にガムを噛みながら走っていたら着いた駅ってどーこだ。