徒然雑草

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就職活動、略して就活 応用編

昨日は就活とは何という話でしたが。その続き。

 

就活というバーチャルバトルロワイヤルをどのように勝ち抜けるか。戦いの中で感じたことをつらつら書きます。

そんなん当たり前やろって言われるかもしれないことも、さも大層なことのように書いていきます。

よっしゃー書くぞー

 

学生の望みと会社の望み

先述の通り、あこがれの職業に就きたい!これ以外に学生の思いはない。

憧れって純粋にパイロットになりたいですとかパティシエに…とかっていうのももちろんそうだし、くそほど働いていいからお金欲しいとか生きていくのに不自由なければ激務は嫌だとかもそう。

自分はこれが大事でこれは譲れません!なポイント(就活用語で軸と言う)を満たす企業を探して学生は彷徨う。みつけてはアプローチをする。

 

対して会社や社会は何を望むのだろう。

そりゃ戦力でしょう。こいつなら金を払えるって思えるやつを探して、捕まえるのが会社の望みに違いない。

お金出すのは会社だけれど、学生を選りすぐる代理権を人事が委託されている。

じゃあどんな奴が戦力たり得るか。

可能であれば、即戦力であればあるほどいいに違いない。

円周率を暗記することを目的とした会社があったとして、すでに何十万ケタって円周率を暗唱できる学生がひょっこり入りたいって言ってきたらそりゃ採るわな。

鉛筆を削ることを目的とした会社で、カッターナイフだけで鉛筆削り器よりも早く美しい鉛筆削りを成す学生が手を振ってたらそりゃ拾うわ。

ただ世の中そう甘くはない。

社会を動かしている企業で卒業一年目から即戦力のエースストライカーになれる会社なんてなかなかない。高校の部活とかでもそうそうないんだから社会でそんなことが頻繁に起こるはずがない。

即戦力になれる学生がほぼいないと考えた場合。

企業は学生がやってきたことないしはできることを見て、それが会社に利益を生むであろう学生を採用するはずだ。

建物を建てる会社だったら建築の知識があって、耐震構造とかわかっちゃうよって学生の方が有利だろう。教育する手間も多少なり省けるし。

学生もその点はわかっているから、理系の学生だと専門分野を生かした就職をすることが多い。多いというか、それができる。

問題は文系である。士業の資格を取りでもしない限りは文系の確実にできることなんて不確実すぎてぐらぐらだ。まるで乳歯。 

そこで文系の即戦力になれない系学生は考える。

 

学生はどうするか

自分のこれまでやってきたことが、どうしても入りたい会社に直接還元できるものがない場合、学生はバイト先でのコミュニケーションがどうこうとか、サークルのリーダーでどうこうとか、体育会でどうこうという話をする。

いわゆる大量生産型の就活生の誕生である。

 

だって仕方ないじゃん。それしか話すことないんじゃん。

実にその通りである。

それしか話すことないから、学生たちはどのようにして学生時代にやってきたことエピソードを人と差別化するかに苦心する。ここで差がつくと思っている。

サークルより体育会の方がウケがいいだの、そんなことより学生団体でイベントの何かしらをしていた方が即戦力とみなされるだのと眉唾な噂が飛び交う。

あくまで個人の実感だけれど、即戦力になれないであろう組にとって、サークルだからどうとかということは一切ないように感じる。

サークルでも体育会でもバイトでも学生団体でも、それらは一つの大枠「学生時代に頑張ったこと」として扱われる。貴賤はない。喋りかたや伝え方でいくらでも盛れることでもあるから。

様々なエピソードを語ったとして、自分が頑張るマンであることややる気あるウーマンであることは伝わっても、使えるマンであることや稼げるウーマンであることは伝わらないのだと思う。

逆を言えば使える稼げるピープルだって伝わればどこの企業も採用に躊躇はないだろう。

どうするか。

  

やりたいこととできること

志望動機の立脚点を変える。

何がしたいからこの仕事じゃなくて、何ができるからこの仕事という考えを持つ。

これだけでずいぶんと採用されやすさが変わってくると思う。自分はそうだった。

就活をしているとだんだんわかってくるんだけれど、自分の憧れから志望した企業についての志望動機を考えているとだんだん無理が出てくる。

一生懸命自分の成し遂げてきたことと会社とをすり合わせようとしても、途中で理屈が通らなくなることが出てくる。

自分が成し遂げてきたこと、出来ることから企業を志望すると志望動機の理屈がわかりやすくなる。やりたいからやらせてくださいよりもできるからやらせてくださいのほう説得力があるのだろう。

 

この時に重要なことが2つ。

成してきたことは部活やサークルじゃなく、学業の方から絞り出すこと。

成してきたことを提示するときに必ず証拠を語ること。

 

学生の本分は学業とよく言うじゃないの。

それはあながち嘘でもないどころか全くその通りの事実であって、社会が学生に期待することはなにを差し置いても学業の部分だ。その他の活動にどれだけ精を出したって世の中はそれを趣味的なそれとしか見ない。極端な話だけど。

世の中が期待しているところに力を入れた結果、あなたに関連する何かに突き当たって、あなたに興味を持ちました。って話すとあなたは喜ぶ。

 

学業だと証拠の提示もしやすい。

コミュニケーション能力とかは証拠なんてあってないようなものだけれど、学業でこれを学んだって言うことは学士を取るということで後付的にでも証明される。卒論・卒検の類のテーマからの志望動機だとなおさら証拠としては強力。誰もがその動機には納得してくれるはずだ。

 

入りたい企業に入るには

端的に言うと、

  1. 入りたい企業と学業で修めたこと・修めようとしていることとの接点を見つける
  2. 自分はこれを勉強して、こういった疑問を持って、このように解決した。これはあなたのところで生きるに違いない。という論立てをする
  3. プラスアルファで諸々の活動を提示して、自分の人となりや頑張り屋さん度合いをアピールする。

この考えを持っているだけで面接等の手ごたえは大分違う。大人の納得を得られる。

 

何度も言うけどやりたいことからの立脚は本当に危険だ。そこから話し出すとものすごく独りよがりなお話になりやすい。お腹すいたら泣くっていうわがままの究極進化バージョンみたいな論理にしかならないで終わることが多い。

会社さんはファンを求めてはいないんだよね。ソルジャーやビショップを求めているわけで。

 

おしまい

理系の学生の就活のことは詳しく知らないけれど、少なくとも文系人間の中で学業の事を軽んじて自分を語る人が多すぎると、就活しながら思ってました。

つまりは大学生諸君、頑張って自分の学部の勉強をしなさいってことですね。

その学問を続ける続けないはいいとして、必ずそこから続きの道は開けるはずだから。最悪思い出にはなる。

今回は志望動機についての話に結局なってしまった。

自己PRの方法論とかもあるんだろうけど、自撮り大好き日本人なら自分語りも大好きでしょう。

大丈夫だよきっと。