徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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眠りに落ちる瞬間を叙述する

グアムに行ってきた。

4泊5日とは名ばかりの中三日を全力で遊び倒すツアー。日中夜関係ない。海プール買い物食べ物フードランチディナー。動き回った。細かいことはどうしよう、もう、書き記すかもわからない。普段些細な些細なことを一生懸命書いていると、大きな出来事を体験した日には受け止めきれないし書ききれなくなることが分かった。ただしかし、あえて言わせてもらおう、楽しかったです。

遊び倒すと寝不足はセットでついてくる。光と影、勝者と敗者。二律背反の関係だ。夜寝る時間が遅いのであれば、移動中でカバーするしかない。バスに乗っているとき、何かを待っているとき、積極的に体力回復に努めることが肝要である。

特にきつかったのが最終日だ。午前五時グアム発の飛行機に乗るが為、2時半にホテルにバスが来ると。そしたら寝ないじゃん。その前日も散々飲み散らかした上で、きちんと朝ご飯を満喫したその夜を不眠で乗り切るのは、しんどい以外の何でもない。バス内、飛行場内、待ち時間という待ち時間を睡眠に挑むもなかなかうまく行かない。寝よう寝ようと思っている時ほどねられないのが常である。

それでも、飛行機の中ですこーしだけ寝られた。ウォークマンを聴きながら寝た。時間にしてわずか20分もないほどのものだが、起きたら知らないウォークマンの曲が何曲か進んでいたりして。小さな喜び。じゃあウォークマンから流れ出る音楽から、睡眠に焦点が移されるとき、どのような仕組みでそれが行われているか。至極個人的な視点から解き明かしていきたい。

基本は、音楽を聴いている。昨日だったらスピッツ。爽やかでざらざらした彼らの音楽に酔う。

寝る体制に入った上で音楽を聴くと、ある瞬間に音楽が思考の裏側に引っ込む。それが睡眠に入る大きなきっかけである。さっきまで散々主張してきた歌詞とメロディーが自分の陰に隠れ、なんでもないことについて考えだす。この何でもない事を考え続けられれば、夢にまっさかさまなのだが、そう簡単には行かない。なんでスピッツの曲聴いてんのに、今の今まで、次に買うスニーカーをコンバースにするかナイキにするか迷ってんだろう。ざっくりとした疑問が浮かんでしまうのだ。せっかくの夢の畔も台無しだ。陸地に後戻りである。

 

睡眠に限っていえばクリティカルな目線なんて一つも必要ではないことが分かった。クリティカルな考えかたをすればするほど、自らの首を絞めるという厄介な代者だった。眠りが要求してくる謎の問いを盲目的に追及する、ある意味での愚かさをもっともっと身に着けたいものだなと思う。

寝不足ファイアー。