徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

春ですね

ものすごくいいお天気だ。雲ひとつないとか言うほど嘘っぽくもなく、ほどほどの雲がぷかぷか散っている、それはそれはいいお天気。

中畑清は毎日絶好調らしい。毎日絶好調ならそれって最早普通なんじゃなかろうかと思ってはいたが、毎日こんな天気が続いたとしたらそれは毎日絶好調といって相違ない。いやーもういい天気。

日和につられて、旧居最後の洗濯をする。隣家に手を伸ばせば届きそうな、上杉家と朝倉家ほどの距離しかない物干しスペースに、これまで幾度となく洗濯物を掲げてきた。その景色を元に歌も作った。洗濯物と人間社会を重ねた応援ソング。着崩れても色落ちしてもあなたはあなたで僕は僕です。なので頑張りましょう。よくもまぁそんな考えに至ったものだと思う。たかが洗濯物。自分の想像力の逞しさに拍手を送りたい。


きっと何度もこんな天気のこんな日和のこんな春の日はあったんだろうけど、今日がいいなと思うのは引っ越しするからなのかなんなのか。勝手にセンチメンタルの最中にダイビングしているだけか。まぁそうだろな。

改めて我が最寄り駅仙川への思いは綴りたい。



ちょっと雰囲気ありげに書いてはいるけど、ダンボールキャッスルが築き上げられた我が家はわかりやすく足の踏み場のない状態になっている。ダンボールの背もたれにダンボールの足置き。世紀末のデザイナーズマンションのようなラグジュアリーを享受している。もうしばらくない贅沢だ。折角だから昼寝して、もうひと頑張り荷造りしましょうね。

寝不足のせいか、花粉のせいか、目がおもーい春の日でした。