徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

大気の状態が不安定

天候不順が続く最近の東京。3月は春うららかな日差しに存分に恵まれ、桜もフライング気味にダッシュしたというのに、気がついたらまっさかさまの冬気候からの雨雨雨。ううう。

今日は珍しく、久々に、からりと晴れ渡ってくれたおかげで、無数のタオルやらパンツやらをごっそり片づけることができた。古代エジプトの民がナイル川の氾濫を待って小麦の種を植えたように、現代人も太陽の光を待って洗濯をする。テクノロジーが進化したところでやっていることは変わらないのだ。敵わないのだ。

節目節目の天気なんて関係ないとは思う。船出の日が晴れなかったからって別にそれがどうしたと思う。けど、なんでもない日の晴れは船出の晴れより嬉しいものだ。船出の晴れはどうせ船出しかすることがない。漕ぎだしだからそんな大きな間違いがしようもない。けどなんでもない日の、生活が軌道に乗ってからの晴れは、やることがたくさんある。晴れたらツタヤにDVD借りに行こう。晴れたらクリーニング出しに行こう。晴れたら…晴れたら…無数の晴れたらなになにしようがたまりにたまっている。晴れないと面倒くさいことばかりだ。外出とか外出とか。あと外出とか。

今日はそういったもろもろを全部クリーンアップしちまう日にした。晴れなかったから面倒でかけてなかった公共料金的なものの電話もかけた。to doリストをdidリストにすり替えまくった。

結局諸事情でミッションサクセスできなかったものがいくつか残ったが、最低限のやらなきゃをやることができ、さーて夕飯だぜって食料品漁ってでたらものの見事にお曇りなさって。

どうやら明日も大気の状態が不安定らしい。

気性が激しいやつって苦手なんだよな。人に感情の起伏を悟られることの愚かしさと情けなさを理解できていない人間の浅はかさと言ったらない。そんな奴には軽蔑の目を差し上げよう。天気、君も例に漏れないぞ。頼むからしばらく晴れてくれ。日常にやる気を出させてくれ。