徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

贅肉のつき方

最近、きちっと太って来た感がある。太って来たというか、贅沢なミートが体に付着して来た。代わりにマッスルが減って行ってマッスル。
定期的な運動らしい運動をやめて7ヶ月。卒業間近の会津若松旅行から続くひと月半の暴飲暴食シリーズを経て、進化を遂げたボディ。現役当時はなかった場所に肉が着いている。

現役当時からそんなにガリガリゲソゲソに絞ってどうこうというタイプではなかった。上半身は対して肉はなかったが、下半身に相当筋肉が着いていた。引退してまずその肉が落ちた。足やらケツやらは心なしか細くなって行っている。反面、食いだめの結果は上半身に現れ出した。特に脇腹から背中にかけてだ。皮しかなかったはずのところに肉がおはしました。
そもそもこんなに運動しないで飲み食いしたことが今までなかったために、どのようにして自分が肥えていくのか知らなかった。顔が丸くなるらしいことは、ちょこっと走るのをおやすみしたときとかに気がついたのだが、体の変化なぞ微塵もしらなんだな。
発見として、贅肉はどうやら筋肉の上に着くらしい。お腹周りが特にそうなんだけれど、腹筋の上に何かがコーティングされている。数か月前は確かに割れていたはずの腹筋の上にコーティングされてしまったがために、内側では割れているものの外から見えない。なんだ、その、つまり、腹筋割れてない。そして先述したように、ど真ん中腹部よりも、側面にたくましくお肉が着いている。ラジオ体操のシンボルであるあの少年が良くやってる脇を伸ばす運動のポーズを取ると、伸びてない側の肉がだぶつく。こんなことはなかったはずだ。

経済を見ると、GDPはどんなにへこんでもマイナス成長という。それ成長してないじゃんって訂正してやりたいんだけど、ああまで清々しくポジティブだとなんかこちらも応援したくなる。むしろあやかりたくなる。
今現在我が腹部ないし顔周りは世間的な面からして絶賛マイナス成長中だ。おそらく体重的にはバブル景気真っ盛りに違いない。イザナミイザナギ景気も真っ青。まぁいいじゃないか。ハッピーが詰まったお腹で吸い込んだ息を吐き出す顎すらもまあるくハッピーなんだ。マイナス成長オーライ。イェーイ。





とりあえず、来週から走ろうと思う。あした、靴を買いにいく。