徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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送辞 北海道とはなんたるか

北海道に早くも転勤して行く友達がいる。今さよならして来た。故郷に新たな拠点ができる嬉しい気持ちと、頻繁に飲みに行けないさみしい気持ちがないまぜになった車内。

いつでも会えるってのはやっぱり素敵なことよな。いつでも会えてたから今日だっていつものようなお話で盛り上がったわけだ。きっと久しぶりに会ってもこんな感じで話すんだろうな。そうでありたいな。

いつ帰ってくるかもわからないし果たして帰って来られるかもわからないという五里霧中状態で北海道に行く切なさは想像を絶する。都会好きな彼なら尚更だ。でも北海道悪くないよ。それを知って欲しい。北の大地大先輩が教えちゃう。


まず湿気だ。湿気が全然違う。

北海道から上京した人はわかるかもしれないけど、本州には本州の匂いがある。北海道にはない匂いで、特に夏にそれを嗅ぐことが多い。母の実家が千葉にあるので、小さな頃からちょくちょく千葉には行っていたのだが、本州に降りる度に湿気からであろう独特の匂いを感じていた。あまり好ましい匂いでは無かった気がする。もう慣れちゃってなんもわからないけど。

そこから派生して梅雨がない。

これは本州民歓喜なんじゃないか。蝦夷梅雨なるものが存在するらしいけど、しばらく住んでてそこまで意識したことないから大した問題ではないものだろうよ。まとまった雨がないのは嬉しいでしょう。まとまった雪は大いに覚悟して欲しいがしかしな。


実はすぎ花粉がない。

スギ自体ないはず。その代わりにシラカバ花粉が存在する。スギ花粉にボコられる人が果たしてシラカバでどうかというデータはないけれど、きっと別物だ。花粉新天地だと思ってくれていい。ちなみに白樺の木はアホみたいに植えられている。北海道の植え込みの大半がシラカバだ。シラカバ花粉にやられるようであれば北海道は突然敵意むき出しで襲ってくる。大いに覚悟して欲しい。

スギが無ければゴキブリもいない。

平和そのものだ。鳩が平和の象徴ならゴキブリは不穏の象徴だろう。それがいない。つまりは穏なのだ。ゴキブリビジネスに従事する方には北海道はなんの役にもたたない。しかしゲジゲジはいるからね。覚悟おし。


あと、移民スピリットが植え付けられてるから、外部からの人への受け入れ態勢はすごくいいと思う。初めての人への暖かさは素敵だ。是非感じて欲しい。




手前味噌甚だしいけど、いいところですよ北海道。好きになっちゃって戻ってこないかもしれんね。俺は帰郷のおりに寄れるからいいけどみんなさみしがるから帰っておいでね。みんな喜ぶよ。

行った先で人に恵まれることを心より祈って、結びといたします。

いってらっしゃい。頑張れ。

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