徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

密度

楽しい楽しい最後のモラトリアムから早くもひと月以上が経ち。振り返ってみるとはるかに大昔な気がしてならない。あんなに一日があっという間に過ぎて行ったんだったら、ついこの間のような錯覚が起こったとて別にいいのに、楽しいことはだいたい古びるのも早い。

打って変わって一日が余るほど時間あって、早く一日終わらないかなーって考えるくらいに長い日々は振り返ると短く感じる。中身がないから当たり前っちゃ当たり前なんだけど、つまらないとその場の時間は長いのに後から考える時間は短くなってる。

随分損な関係よ。思い出すことが多すぎるんだろうな。刺激が強いから猛烈に過ぎて行っても思い出すときに時間の流れがゆっくりになる。


どうせ一度の人生なら途轍もない濃度で過ごしてみたいものだな。思い出し切れないほどの諸々を抱えて晩年を迎えたい。

そんな張り切ってもエンジンふかすだけだからほどほどにやっていきます。機械的な毎日からなんとか人間的ななにがしを見つけていきます。