徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

お腹すいた

いざ寝ようとする。寝不足だ。酷い。眠気とだるさが襲いかかって来ている。体が休みたい休みたいと叫んでいる。のに、なのに、寝られないのはそう空腹のせいです。
貧しい生活を送っているわけじゃない。特別裕福ではないが、特別貧しいわけでもない。普通だ。普通。
おやつもある。缶詰もある。でも食べたくないのだ。負けたくないのだ。空腹に。
空腹は人間が出す最も判りやすい類のサインだ。エネルギーが足りないと、消化したいと、体と胃が叫ぶ。意のままに動くのもいい。食べてしまうのもいい。そこで考える。誰かとあっている時、実家に帰った時、食べる量は勝手に増えて行く。一人のときも欲望のままに動いていたら、太る一方、肥える一方だ。
陸上やってた関係なのか、太ることになかなかの嫌悪感がある。ある程度軽い方が走れたから、そのイメージが刷り込まれてしまっているのだろう。あまり太りたくはない。
だからこそのこの寝苦しさよ。空腹に打ち勝ってこその理性だなんて、アスリート魂をくすぐられる。別に誰もそんな啓蒙はしてないのだけれど。
くたびれた体うらはら、胃は張り切っちゃってる夜でした。寝たい。