徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

創作意欲

録音しませんとか言って、結局曲を作りたくなる。わかっていた。私と言う人間は、曲作り自体が好きなのだ。曲を作る行為を通して、自分のなかの鬱々たる思いを出していくのが好きなのだ。お絵かきのようなものだ。残念ながら絵が描けないもので今のような形に落ち着いてはいるものの、表現においては変わらない。たまたま言葉を捏ね繰り回すのが好きで、楽器がちょっと弾けたから、手ごろな表現ってことで作曲が好きなのだ。

アコギでふらふら弾いているだけでもいいのだけれど、いざ曲を作ろうとすると、どうも物足りなくなる。せっかくあるのだ。インスタントでも録音できる環境がそこにあるのだ。やるしかないだろう。

そりゃ、最高のモノを撮りたい、残したい気持ちはある。曲ばっかり増えて、いざ何が歌いたいか、何が一番気に入っているかがわからなくなりつつある。一曲だけ本気録音できるとなっても選びきれない。

だが曲を作るのが好きだからして、仕方ないのだ。録音が好きなわけでも、ギターを弾くのが好きなわけでも、パソコンいじるのが好きなわけでもなく、曲を作るのが好きなのだ。

いい趣味を見つけたなぁと思う。生産的な活動が何一つ経済的な面に影響しない幸せ。余暇を自分の表現に使える喜び。モノづくりが趣味の人にしかわからない部分があるだろう。映画を見るよりなにより能動的でいたくて仕方なくなってしまう。

 

作り続けようと思います。まだしばらく。そのうち我が家の録音機能をアップデートして、我が家でナイスな音楽が撮れるよう、努力していきたい所存でございます。一見立てたらスタジオ併設するんだ!むしろスタジオに住むんだ!