もちろん身体の忙しいが何より辛い。二つか三つ体があればなんだってできるのになんて思う。徹夜とか、物理的な圧迫に苛まれるのも身体の忙しいの特徴である。
対して心理的忙しいには不安が付き物だ。なにせ気がかりなのである。身体は一つでいいけど、気がかりしか考えられなくなって何もできなくなる。脳みそがいくつか欲しくなってくる。
情報処理能力には個人差がある。また、楽天家だの心配性だの、個性もある。同じ情報量でも、忙しくなる人もいれば忙しくならない人もいる。忙しくならない人が一般に優秀とされる。どうせなら優秀になりたい。負けるより勝つほうがいいし、できないより出来る方がいい。能ある鷹は爪を隠せるけど、爪が無かったら隠しようもない。
四方八方から頼まれごとをする社会人である。リアルタイムでやらなきゃいけないことが増えていく。増やしてしまいもする。心理的忙しいが身体的忙しいを誘発する。なんだもう負の連鎖だ。
これだけ長い間文書書き続けると、執筆が枷になったりもする。好きなことを好きなままやってるのに、贅沢な枷である。
風呂入るの面倒くさくて、明日の朝でいいやって思いながらベッドに横にっても尚、スマホでパタパタ書いている。シャワーよりも優先順位の高い執筆である。どうかしている。
ほっといても忙しいを、さらにがんじがらめにして、今日も明日も。