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ディズニーの年パスを買って、ドトールよりも安くディズニーでコーヒーを飲むために

贅沢とはなんだろう。サラリーマンになって、学生とは違う、経済力を手に入れた。学生時代、バイトもしないで走ってばっかり楽器弾いてばっかりいたからか、実は大して贅沢のできていないやもしれない現在のような財務状況でも、ものすごく裕福な生活をしているような気になる。

どれくらい贅沢してるかって、例を挙げれば、時間が空いたらちょっとドトール的なカフェに入って、一番安いコーヒーを飲むくらいの余裕がある。一か月に2回くらいならそんなことができる余裕がある。学生時代は暑かろうと寒かろうとガードレールに寄りかかって時間を潰していた。エコ・フォー・ウォレット。

クリスマスムードが高まる年の瀬。全国的に贅を極めに入ろうとするこの季節。あさましくも本気の男どもがリッチでプレシャスなホテルを予約するために骨肉の争いを繰り広げる。街は戦いを盛り上げるべくしてか、イルミネーションの海、波。

大都会のクリスマスの過ごし方として、ある方法が劇的な人気を集めている。いや最近始まったことではない。ずっと人気のある過ごし方がある。

そうだ、クリスマスディズニーである。

ディズニーランド。ウォルトディズニーさんが生み出したキャラクターや物語たちがワンパッケージで楽しめちゃう世界。夢の国。魔法の島。恋人たちのメッカであり、友人との絆を確認する場所でもある。「一緒にディズニーに行ったこともあるくらい仲がいい」というのは、関東圏内では相当に説得力のある絆の証明方法だということを上京して知った。ちなみにふるさとの北見市では、「一緒にイオンに行ったこともあるくらい仲がいい」というのがステータス。夢のショッピングセンターである。

 

ディズニーランドのHPがこれだ。

 

www.tokyodisneyresort.jp

ランドにしろシーにしろ、一日遊ぶのに6900円かかる。6900円でディズニーの世界に埋まれる。乗り物も乗り放題である。果たしてこれは得なのか。価値観は人それぞれだって、これまでの人生が教えてくれたから特にそこは考えない。

心からディズニーを愛する人たちは、年間パスポートを買うらしい。一年中何時でもディズニー出来る優れものである。ランドとシー両園通い放題のパスポートが86000円。どちらか片方だけだと、59000円。

ここでパス購入を考える人は考えるだろう。何回通えばお得なのだろうか。何回通えば元を取れるのだろうか。ディズニーになら投資を惜しまない人間であれば、目をつぶって即買いなんだろうが、そうじゃない人は考えるはずだ。

割り算をすれば簡単だ。

86000÷6900=12.46…

59000÷6900=8.55….

つまりだ、両園通うなら13回目からお得になるし、片方通い詰めるだけであれば9回目からはお得になる。

ここまではだれでも計算するだろう。

しかしどうだ。お得になる境を計算して、ちまちまディズニーに通うだけでいいのか。年パスまで買って、ディズニーを普通に楽しむだけでいいのか。否。そんなはずがない。何しろ出入り自由なのである。税金を払って公営の施設を使うように、ディズニーにお金を納めて、出入り自由にしてもらっているのだ。有意義に使わねばならない。バイキングで食い意地を張るように、ディズニーを最大限に活用せねばならない。

ディズニーに出入り自由になった後の、最大の贅沢とはなんだろう。ディズニーランド内で豪遊するのも贅沢だが、「ディズニーに行って、その辺の店に入って適当に時間を潰して帰る」なんて贅沢の形もある。ディズニーじゃなくてもいいことを、ディズニーでする。マックでいい、スタバでいいのに、あえてディズニー。年パスでも持っていないとできない所業である。乗り物も特に乗らない。ディズニーのキラキラウフフ雰囲気の中で、適当にお茶して帰る。考えただけでも恐ろしい。

 

ここで、ちょっと気になる。

ドトールでお茶するのと、ディズニー年パスでお茶するの。どこまで通ったらディズニーがお得になるのか。

自分の現状で考えてみる。月二回のドトールでのコーヒー。大体均したらそんなもんだ。ブレンドコーヒーが220円。安い。月2回で440円。対価として、比較的暖かいところでゆっくりと好きに時間を使わせてもらっている。

では、対してディズニーはどうか。数少ないディズニー経験から、個人的にシーのが好きなので、ディズニーシーの年パス59000円をベースに考えてみる。

まず、年間59000円が、月当たりドトールの値段を下回るためにはどれくらい通わねばならないのか。

59000÷12≒4916

で、月当たり4916円のディズニー代金。また、

4916÷11≒446

これにより、ただ通うだけとして、現状のドトールよりお得にディズニーするのであれば、月に11回以上ディズニーに通うとドトールを越えていくこととなる。

だが問題はお茶代だ。ディズニー内のドリンクは軒並み高い。観光地価格を地で行くコストである。

info.tokyodisneyresort.jp

このページを見る限り、コーヒーは390円。UCC提供の素敵なコーヒーを出してくれるそうだ。ううん。堪らない。

あぁ…

重大なことに気がついてしまった。コーヒー自体の値段からしてディズニーのほうが高いのであれば、ディズニーのほうがお得になるはずがないのである。致命的なミス。

 

よし、趣旨を変えよう。そうしよう。ドトールで最高値のコーヒーをベースに考えよう。本日現在でドトールの最高値は、宇治抹茶豆乳ラテのLサイズ。500円。これを月2回として1000円。

これを上回るコスパでディズニーお茶するためにはだ。おさらいとして年パスは月当たり4916円でディズニーできる。では日当たりではどうか。

59000÷365≒161

毎日通って161円でディズニーランド。ここに月2回のお茶を入れてみよう。

390×2=780

つまりだ、雨の日も風の日もたくましく毎日ディズニー通った末、月2回だけお茶をすると、161+780=941で、月1000円のブルジョアドトールを上回るコストパフォーマンスを得られる。何日まで病欠が許されるのかというと、1000-780=220から、1日あたり220円をディズニー代が上回らなければいいので、

59000÷220≒268

年間休日97日が保証される。なんとも言えないブラック企業具合である。

 

グダグダ書いてきたが、結論をまとめるとこうだ。

月2回ドトールで宇治抹茶豆乳ラテを飲むのであれば、ディズニーシーの年パスを買って年間268日ディズニーに通いつつ月2回カフェポルトフィーノでコーヒーを飲んだほうがお得

なんだろう、もはや仕事である。しかし、あのシーの雰囲気を年間268日も味わい、乗り物も乗り放題ベンチ座り放題なんて割と贅沢なのかもしれない。年パスを持つ意義というのも出てくるというものだ。ディズニーを愛しディズニーに埋もれるディズニーホリックたちは、やりようによっちゃドトールみたいな大衆喫茶を物理的に超えていけるのだ。夢のような話だが、夢ではない。時間さえあれば、夢などではない。

ドトールコーヒー錦糸町北口店より、ネットの海に駄文を放つ。

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