徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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一日に二曲アップした

おい世の中のアーティスト。君たちはちょっと怠惰すぎやしないか。待望のニューアルバム!って言ってファンを二年も待たせているんじゃないよ。ビートルズを見てみなさい。彼らのファーストアルバムとセカンドアルバムのリリーススパンは一か月。12曲入りアルバムだっけかな。それを二か月連続で出している。二日に一曲のペース。立派だ。なんならファーストアルバムの製作期間は4日間だかで、当時ジョンレノンは風邪をこじらせているというめちゃくちゃ具合である。

うむ。やはり現代のアーティストは大事にされすぎていると思う。クリエイティブな作業には時間がいるのだろうか。本当にそうなのだろうか。人気のあるあなた方ほど、クリエイティブを待っている人間がたくさんいるというのに。

最近で言えば水曜日のカンパネラが猛烈なリリースをしている。見るたびに曲が増えているものだから聴くの疲れる。しかしすごい。大ファンだったら垂涎待ったなしだろう。水溜りでもできるんじゃないか。コムアイちゃんが作っているではないにしろ、剣持さんの引き出しの多さには帽子を脱いだどころじゃすまされない敬意と驚きを感じる。

さて、自分はどこまでできるのだろうと、興味が湧いた。一日でどこまでできるのだろう。そりゃもちろんエンジニアもいなければ、それに準ずる技術もない。ただ、曲として世の中に一応提供できる体裁を整え、放つまでをワンサイクルとして、どれくらいの曲を上げられるんだろうと。暇に任せて挑戦してみた。

結論から言おう。2曲です。しかも一曲は再録なんていう妥協。

録音を始めてからは早いことが分かった。しかし、やはり産みの苦しみはある。プロの悩みもわからんでもなかった。胃腸炎のエトセトラを新曲として作ったのだが、どうにも煮詰まったため再録を形にしてから胃腸炎を作るといった形。

曲を書くとか絵を描くとか、文章を書くとか、作り出す人は皆何らかのこだわりがあるのだろうと思う。僕の場合は韻を踏みたい欲求がすごくて、筆が止まるとしばらく動けなくなる。意味を通して響きがよくて発音もしやすい単語を探すとなると骨が折れる。複雑な骨折の末の時間の浪費が凄い。多分世の中のアーティストの制作スパンの長さはこだわりにがんじがらめ期間なんだろう。

威勢よく書き出した本記事だが、アーティストの気持ちもわからんでもないという軟着陸をしようとしている。だが数年単位のお待たせは結構ギルティだと思う。それでも。

興味のある方はネットのトラフィックジャムの中から、胃腸炎の事を高らかに歌った曲を探し出してほしい。そうしてくれるとすごく嬉しい。