徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

酒なんて

飲めなくもなければ嫌いじゃない。しかし、ほどほどをたまに飲む以上は基本的に入らない。酒。

あれほどインスタントな楽しみに適しているものはない。その場はめちゃくちゃ楽しい気がするが、その反動がよく朝以降にやってくる。フリーザが100%の力を出したものの、時間がたつにつれてどんどん萎んでいったあの感じがよくわかる。

大学の同期に突発的に誘われ、一杯だけ、さくっと、軽く、とお決まりの言葉を並べて飲み始めたが、例のごとくである。深酒は禁物だ。長針と短針が真上で重なってから数時間後に僕は家に帰ってきた。

この頭の重さを何とかしたいとブログを書く次第だ。なんなら今も、自分の指が動いて文章を紡いでいくスピードに目と頭が追い付いていっていない。置いてけぼりを食らっている感覚である。ぼんやり。

ラジオからは、故郷へ帰る飛行機の便が降雪のために状況を見ながらのフライトになります的な報告がなされている。降っているのだなぁと思う。関東も明日からは相当に冷え込むらしい。しかし、明日の事を考える頭の隙間はない。今、この時の頭の重さを何とかしたい、一心である。ふるさとは別腹だ。

大きな波も乱れもない一日を過ごしたい。簡単に飲まれるわ、こんなコンディションからして。

新社会人特有の無理自慢と無茶自慢は何の意味も持たない。しっかり整えて仕事に向かうという基本的なことがどれだけ立派なことか。心から感じる32時だ。