徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

風呂に入るか否かのせめぎ合いに勝てない いちご100%インスパイア

ただ今うつ伏せである。眠い。眠いがしかし体は何となくべたつく。寝返り打ってみると、太ももやひざの裏あたりに衣服が張り付く感じがある。シャワーを浴びようか。どうしようか。明日の朝ちょっと早く起きて浴びてもいい。今浴びたら髪乾かす時間も含めて15分は能動的に動かねばならない。乾かした髪も、明日の朝には寝癖となってナイスなダンスを踊っているのは見えている。じゃあ今洗う必要はあるか。ないんじゃないか。どうだ。ゴロン。あぁ、やっぱりべたついている。結論から言うと、今の面倒くささを取るか、睡眠の快適を取るかである。眠気と快適との狭間に揺れる。でも実はべたつきは体だけではない。髪の毛もべたついている。毛量の多い頭が、油を落とせと、整髪料を落とせと僕に催促してくる。しかし足や腰は瞼を落とせと催促してくる。やはり狭間で揺れる。悩んでいる時間があるならさっさとどっちかに決めて動くなり寝るなりした方がよほど自分のためだ。わかっている。しかしどちらと決められない。どちらも捨てがたい。いちご100%の真中の気持ちが少しわかる。西野と東城の間で揺れた君はきっとこんな気持ちだったのだね。彼は東城に始まり、西野に終わった。東城のいちごパンツから始まった物語は、西野の笑顔で終わった。置き換えて考えてみよう。べたつきが最初に気になったか。それとも眠気か。横になった時、たしかに僕は眠かった。疲れていた。眠気から始まった物語である。真中に乗っ取ると、きっと僕はシャワーを浴びるのだ。明日への投資として。今晩への投資として。

大した文章じゃないので改行しませんでした。