徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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マラソンするときに首にタオルを巻いてTシャツの中に入れる意味はあるか

マラソンが大嫌いだ。嫌いなんてもんじゃない。大嫌いだ。なまじ短距離が早かったものだから、長距離が苦手なことを受け入れられず、小学校低学年から早々に長距離走が嫌いになった。ゼロが一個少ない距離であれば韋駄天の名をほしいままにできるのに、何故たかだかゼロ一個増えた程度でこうまで惨めにならなければいけないのか。苦手は最後の最後まで得意にはならず、現役を終え、いまだに長距離を競走する行為は大嫌いなままである。好きに走るなら別にやらないでもないが、やりたくもない。

不意に、主に小学校のマラソン大会で、よく首からタオルを巻いてTシャツの中に入れるスタイルで走っていたことを思い出した。僕だけではない。他の子たちも4割がた同じスタイルで走っていたように思う。

あれ、なんだったのだろう。

汗を拭くためか。にしても、走りながらタオルでゴシゴシ汗を拭くなんてことあるだろうか。あまり想定できない。汗を勝手に吸い取ってもらうためか。走る距離なんてたかがしれている。北見から旭川まで、200キロを走ってきてねなんてめちゃくちゃな無茶振りをしている訳ではないのだ。山道を走り、生傷を負い、タオルで止血しなければならないシチュエーションなぞ100%無い。となると、あのタオルはただ胸のあたりにもこもこするだけのタオルであったと言える。特に何を吸い取るわけでも、乾かすわけでもない。タダのもこもこ。

 

マラソンが嫌いで、マラソン大会ももれなく嫌いだった僕は、タオルもこもこももれなく嫌いだった。マラソンの象徴として燦然と輝いていた胸元もこもこタオルが大嫌いだった。風呂上り、髪を乾かしているタオルが不意にマラソンもこもこスタイルになってしまって、衝動的にあの不快感を思い出した次第である。

あのタオルの意味をご存知の方は教えてください。お願いします。