徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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day after 吐きそう

なぜ学ばないのか、なぜ同じ泥沼に突っ込んでいくのか。僕は全く分からない。反省をすること、顧みること。一度学んだことは二度訊くなと、上司は言う。もっともだ。学ぶ姿勢をもってして、かしこくなる。独り立ちしていく。しかし、どうしても学べないところがある。

二日酔い。

鉛のような体。霧がかかった胃袋。どんよりという言葉が何よりも的確にコンディションを表す。蛙のように胃袋をひっくり返して洗うことが出来れば多少は楽になるのだろうか。ただこの胃袋のもやもやは、今もやもやしているのか、吸収してしまったアルコールがもやもやさせているのかわからないものだから、洗ってもどうしようもないなぁと思い、思考が一度止まる。

字面すら憎い。さんずいに酉。酔いどれた鳥がなぜ酒になるのか。あぁ、酔うという字も気持ち悪い。もやもやがヒートアップする。髪の毛の穴ひとつひとつから、アルコールが香る気がする。とても嫌だ。体臭がアルコールになっている気がする。今一番見たくないドラマはマッサンだ。スコッチがどうした。すこっちも要らない。

今後僕は何度過ちを繰り返すのだろう。体を破壊している気しかしない。アセトアルデヒドは確実に身体を蝕み、脱水を生む。獺祭?どういった祭りでしょうか。教えてください山口県。楽しい記憶は上滑り、去って行った。残ったのは、楽しいを媒介していた物質の副作用。涙の数だけ強くなれるはずだったのに、僕のためにやってきたはずの明日は酷い二日酔いだった。

なぜ学ばないのか、なぜ同じ泥沼に突っ込んでいくのか。答えは簡単だ。刹那的な楽しみを、なんだかんだ求めているのだ。何にもならないが、何よりも楽しい一瞬。そいつを求めて、呑む。向こう数日は、何もいらない。