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徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

深夜ログ

類稀なる金欠に悩まされている。いや、金欠金欠と言えど、小麦粉を練って食べなきゃいけないような金欠でもなければ、ガス電気水道がストップするような金欠じゃない。もっとソフトでキュートな金欠である。

保険をかけたがる性分だ。勉強してないと言いながら、最低限の勉強はし続けてきた。陸上をしていた頃も、絶好調と心から言ったのは高校最後のレースのみだった。どこかここかに、最悪の状況(金銭面や体裁、恥の面で)を回避したい気持ちがあり、言い訳を残しながら生きてきている。それは今でもそうだ。

貯金はある。全く多くはないが、少なくとも今月の生活に困るほどではない。だが、貯金等々を除いた可処分所得での金回りが、どうも行き詰まりを見せようとしている。意地でも貯めたお金には手を出したくはないわけで、そうなるともうほぼ霞を食べて生きねばならない。

原因はただ一つ、貯金に振りすぎなのだ。

アスリートのマゾヒズムが疼くのか、限界ギリギリの額を残して貯金をしたがる癖がある。飲み会を二、三回、各4,000円の出費として、その他お弁当と晩御飯代、光熱費等々を払ってドンズバな額だけ残して全部手をつけない口座にぶち込んでいる。そのため、一度でも破滅的飲み会を過ごすと、途端に命が危なくなるのである。厳しい。

そんな夜に、タクシーを拾うか、歩くかの二択を迫られている。貯金はある、が、崩したくない。明日ももちろん朝から仕事だ。体力、財力、諸々を天秤にかけて審査する。タクシーおよそ2,000円。カード払いもできる。数ヶ月後の僕は、浪費を跳ね返すだけの財をなしているだろうか。否。どうせうだつの上がらない財政状況のはずだ。歩くか。歩くのか。いや、明日も仕事だ。歩いて1時間半、いや、2時間か。どうする。どうする。



夜は長い。