徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

こいつぁ疲れた

こいつぁ疲れたぜ。

横になる欲求が大車輪の如くブンブン回っている。疲れは僕に訴えかけてくる。疲れたよ、ねえ、体は疲れたよ。と、身体を寝かせようとする。いや、まだなんだ。まだ寝られないんだ。シャワーだって、歯磨きだってやらねば…必死に抵抗するも、あえなく負けていく。

眠気というのは、何よりも強い。三大欲求だもか言うが、その中でもぶっちぎりに強い。全身麻酔を考えてみて欲しい。強制的に痛みを飛ばしてしまうほどに深い眠りにつかせるのが全身麻酔である。もし食欲が強ければ、全身麻酔は目の前に大好物を置いて、興味を引かせているうちに手術しちゃうような手段になるはずなのだ。眠るように亡くなるなんて言葉もある。食べるように亡くなるなんて言葉はない。やはり、眠るは強いのだ。

まぶたは落ちる。身体は動かない。鞭打って動き、寝支度を整えて、やっぱり眠い。横になる。明日につながりそうである。その少し手前、少し手前に、残した文章でございます、