徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

外食リグレット

食に縛られたところ、昨日の晩御飯については不満しか残っていない。不満は朝になっても胃袋に残り続けている。

日曜祝日無関係ジョブに就いている関係で、昨日も元気に働き、家路。外食か自炊かで揺れていた。家に帰っても何もない。昨日も書いたが、弁当と同じ食材が眠っているだけである。しかし、無下な外食は財政基盤を圧迫するのみである。

はて。どうしたものか。

駅に降り立ち、一先ずは家を目指す。なんとなく、家で食べる方針を固める。途中、スーパーに寄り、牛乳を買う。後で考えれば、ここで惣菜の一つでも買っておけばよかった。リグレット。

家路を進む。この先に広がる家事の荒野を思う。ふと、心が折れる。外食にしよう。家に帰って貧しい晩飯を食べていては明日以降頑張りがきかん。栄養を摂るべし。

方針を急旋回させ、外食に切り替える。がしかし、いつも行くコスパ抜群中華ははるか後方。他に定食屋がないか、周囲を散策することになった。あるけどあるけど、あるのはキャバクラとラーメン屋と性的ご奉仕店。さすが夜の錦糸町である。寒さと疲れと空腹で奪われる体力。こんなんだったらさっさと引き返して中華食べればよかった。リグレット。

散々歩いて、散々探して、再びふと心が折れる。ラーメン屋でいいや。勝手知ったるラーメン屋に入る。大好きでもなければ、炭水化物しか摂れない。その割にそこそこの値段がするラーメン屋。ただ、家から近い。入ってしまったものだから真剣に食べてやろうと思う。油そばなるギトギトコレステロール麺にネギをトッピングして実食。口臭なんて気にしない。ガツガツ食べる。普段の摂生が祟り、あまりの脂っ気に食事途中で疲れる。食べ終わった後も言いようのない満腹感に疲れる。リグレット。

朝になってもまだ胃に残るラーメン。こんなんだったら、コンビニでもいいからなんか買って帰るんだった。リグレット。リグレット。