私のゆめは 君が蹴散らしたブサイクでボロボロのLIFEを
掻き集めて大きな鏡を作ること
君が作った美しい世界を みせてあげる
大森靖子の代表曲となっているマジックミラーの一節である。
先日縁あって大森靖子のライブツアーのファイナルに足を運んだ。しばらくご無沙汰している知人というか友人に勧められて以来、ひたひたと聴いてきた大森靖子だったが、遂に生の彼女に出会うことができた。
MCでの話が印象に残っている。
私のライブを見て楽しいと思った人はその日その時楽しい気持ちだっただけ。私のライブを見てつまらないと思った人はその日その時つまらない気持ちだっただけ。毎日面白いと思う人は面白い人間だし、毎日つまらないと思う人はつまらない人間。私はあなた方の力をそのまま返すことしかしていない。
要約すればそんなような話だったのだが。
外部に原因を求めるのは簡単だ。対人関係においての軋轢を人のせいにするのも、気分を雨風のせいにするのも。だがどれも全て自分の心持ち次第と割り切ってしまえば、これほどシンプルなことはない。残酷ではあるが。
周りを変えるにはまず自分が変われとか、よく聞く言葉だがまさにその通りだろう。自分の態度通りの反応が返ってくる。何をするにも自分の所為。他人に映った姿は、自分の影。しんどくならない程度にそう考えるのはいいかもしれない。
胃が重たいのは、食べ過ぎた自分の所為。