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徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

冷気を斬り裂け。

地元に帰ろうとしている。今は機内である。地平の向こうまで広がる雲海と夕日が沈んだ瞬間の空が水と油のように層をなし、なんとも幽玄な景色を作り出している。淡いスカイブルーに鮮やかなオレンジの空は、どこかの高校の陸上部のウインドブレーカーにそっくりの色合いだ。網走南ヶ丘高校陸上部ってこんな色じゃなかったでしたっけ。うろ覚えになってしまって悲しい。

昨日まで眠気を切り裂き続けた。本日からしばらくエイヤと仕事を休み、北海道へ高飛びするにあたって、なぜだか昨日も無駄な睡眠我慢をし、休日だというのに今日も今日で眠気を切り裂いている。機内なんていう絶好の睡眠スポットにおいても、新聞を読み機内誌を読み今ブログを書いている。睡眠欲に両足を引きずられながらも匍匐前進をしている格好だ。どうでもいいけど葡萄と匍匐はよく似ていますね。ぴおーね。何しろやりたいことはたくさんある。やらねばならないことがたくさんある。足を引っ張る睡眠なんかに負けてなんかいられないのだ。なーんて有意義を求めて大風呂敷を広げるが、大抵畳きれないで終わるのがオチだ。あれもしたいこれもしたいでモリモリ実家に持って帰った荷物は、たいして触ることもないまま気づけば帰る日になっている。休暇何したかと振り返れど、色んな人と会いましたとしか言えない。それが休暇といわれれば、それまでだ。間違いない。

やりたいことだらけなのでここでとりあえず空の上での筆は置く。さっきまでは何某かのウインドブレーカー色をしていた東の空も遂に力尽き、1/20の日中の終わりを告げた。のんびりの一週間を告げる夜がやってくる。幸せな闇である。サザエさん症候群の対極にある暗闇のなか、極寒の街へ飛行機は降下を始める。

ただいま。