徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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のっぺりとした日常の中で

サラリーマンの居心地のいいことったらなくて、ローリスク・ローリターンながらも食いっぱぐれることはまずなく、現実はどうか知らないが法律の上では休日も保証されている。土日休みや不定休など休みの形態はいいとして、各々のリズムで仕事へ向き合っていることと思う。適温のお湯に肩まで浸かっているようなものだ。

水準は低いが何不自由なく暮らせてしまっている。これが今僕にとって大きな問題である。

走り出すときを考えてみてほしい。ヨーイドンの瞬間、皆前かがみになって走り出すのではないか。あれはなぜ前かがみになるかというと、バランスを崩すためだ。あえて不安定な状況を作り出して、否応なしに足が前に出ていくようにする。究極系がクラウチングスタートで、頭というめっちゃ重い物を前に出すことによってバランスを崩しまくっているのである。

こののっぺりとした日常を生きてしまっている。バランスが取れてしまっている。ダッシュする動力が不足している。

友人にぶっ殺されそうなほど働いているくせにバイタリティの底が見えない人がある。あれはある種不安定ホリックなのだろう。不安定な所に生きてないとダッシュできないのを知っているからマゾのごとく自分を追い込みながらクラウチングスタートしまくっているのだ。

恐ろしいのが、ぬるま湯は心地よさ。今日やらなきゃいけないことなんてなにもない。ちょっと待てば次の休みが来る。次の休みでもいいや。明日仕事終わってからでもいいや。後回しスピリットがもたげてくる。

バランス崩そうと思うけど、どこから手を付けたものか。猛烈に走り出したいけど、何を犠牲にしたらいいやら。