二曲目が完成した。
大量生産体制に入っている。寝不足である。
以前録音した同曲が以下であることを考えると、きちんとした道具を揃える事がどれだけ重要なことかがお分かりいただけると思う。
しょっぱくて聞いていられない。が、これでも一昨年のマイ最先端技術で作っているわけである。胸を張りまくっていたわけである。弘法筆を択ばずなんて嘘だ。筆はいいものを使ってなんぼだ。
前回録音からテンポを上げて、道具のクオリティを頼りにパンキッシュな感じに仕立てて見たのだが、多分僕はバンドでこう言うのをやりたかっんだと感じた。ものすごくしっくりきた。
中高生。みんなと同じようにバンプを聴き、エルレを聴き、その2バンドを入り口として色々なJロックのバンドを垣間見た。結局、体の中に根ざしているのは縦ノリのリズムであり、最近流行りのSuchmosとかも恐ろしくかっこいいと思うんだけど、心のどこかで飛び跳ね続けられる何かを求めている。一人遊びでバンドができる環境に出くわすと、そういう曲を作りたくなる。
どうでもいいんだけど、パンクとかオルタナとかと言われる一派の凄いところはギター(大抵同じように歪んだ音色の)とベース(大抵ピック弾き)とドラム(泣きのハチロク)で様々な曲を生み出す点にある。One more typeみたいな曲をもう10曲作れとか言われたら卒倒する。無理じゃん。そんな引き出し数無いじゃん。業界全体でネタ切れでしょって雰囲気が充満しているところにWANIMAみたいなのが出てきたりするものだからわからない。こんな感じでどの業界もまだまだ深掘りできるんでしょうね。
あと一つ。一人で曲を作っていると、どこで完成とするかがめっちゃ難しい。誰かが輔弼しててくれないとめっちゃグダグダなところで妥協しがちである。若干ボーカルが遅れてるとか、許せる範囲で目を瞑りまくるんだけど、妥協が積もり積もってどんどんとクオリティが下がる。どこまで歯を食いしばって質を求められるかの勝負である。ある種現役時代の筋トレとかに通ずるものがある。
「望みは高く、意志強く」
これは我が母校の校歌の一節であるが、今こそ心に染みる。望みを高く掲げねば世の中では通用しない。望みに近づくためには、意志が強くなければならない。だから「望みは高く、意志強く」である。どちらが欠けてもいけない。
とにかく書く文章にもまとまりがないので、今日は早く寝ようと思う。