徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

とどのつまり疲労詰まり

大学卒業に際して後輩よりプレゼントしてもらった簡易マッサージ機がある。クッションのような形で、イボが付いていて、スイッチ入れるとイボがくるくる回るタイプの機械。

働き始めの頃は頻繁にやっていたのだが、ここ最近はとんと起動させなくなってしまった。だが昨晩、なんか気が向いてゴリゴリやってみた。ふくらはぎ、膝裏、尻、腰、肩。整体とかで筋肉をいじくり回されるのが好きなたちなので、機械相手ながら久々に揉みほぐされてる感があって非常に気持ちよかった。六畳に毛が生えた広さの部屋で1人、ゔーって言いながら機械と戯れる青年。なかなかにイケてない瞬間だ。

すっかりほぐされ、案外と疲れてたのかもしれんなと、明日からまたすっきり動きだせるなと、ぼんやり考えながら眠りについた。

夜が明けて本日。寝起きからして全身が怠いことこの上ない状態であった。足腰が使い物にならない。「orz」って一昔前によく使われた絵文字であるが、マジでこの状態でしばらく過ごした。繰り返すが寝起きである。400mを5本とかブンブン走った後のポーズじゃなく、朝イチの一番エネルギッシュであるべき時間帯でのorz。救われない。

なんの脈絡もなく、ほんの出来心でマッサージを敢行したわけであるが、中途半端なマッサージは疲れの根源を呼び覚ます作用があるようである。一本ピロッと出ている糸をズルズルと引っ張っていくと気づけば取り返しのつかないことになっていたりするように、疲れの片端を掴んでしまうとこれまた大変なことになってしまうようだ。

さて、継続したマッサージが必要らしいので、今日も機械に任せてみようと思う。

どこまでも疲れの糸を引っ張り出してやろうと思う。