徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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ピクミンと、一筆書きで家事を終わらせたい気持ち

向こうのスーパー、あっちのクリーニング屋さん、こっちの薬局、逆っ側の八百屋。

縦横無尽、東奔西走。休みの日の家事に余念がないここ最近である。なるたけ自由になる時間を増やしたい。別に自由になってめっちゃ生産するわけでもなんでもないのだが、何かしなきゃいけないプレッシャーに追われるのが嫌で嫌で、一気に終わらせる道を選んで、選んで、疲弊する。

ながらスマホは危険だが、買い出ししながら洗濯機回しは効率がいい。ながら東スポはおっさんだが、リステリンしながら食器洗いは効率がいい。そんな感じで、ながらながらながらとゴリゴリ済ましていく。

家の中だとどうせ5歩も歩けばどこへでもいけるし、多分全盛期のカールルイスだったらひとっ飛びで超えられる程度の広さしかないのだが、買い出しとなると全く話が異なる。それこそ東奔西走。縦横無尽。

行きたい場所、買いたいものをどうスムーズに済ませていくか。そこで求められるのは一筆書きの技術である。

向こうに行ったら向こうの諸事を全て終わらせてから向こうを離れる。同じ道は可能な限り二度通らない。重いものの買い出しは最後にする。重いものを持ったら裏通りを通った方が危なくない。諸々加味しながら最短ルートを選択していく。もちろん、家では洗濯が済んでいる。

 

 

ふと、ピクミンを思い出した。 

ピクミン

ピクミン

 

 

ゲームキューブが発売された当初に出てきたソフト。

ストロベリーフラワーが歌った主題歌も人気を博した。

www.youtube.com

 

ピクミンは2、3とシリーズ化されて行ったが、僕は初代だけ持っていた。

初代ピクミンのストーリーをかいつまんで話すと、

見知らぬ星に不時着したキャプテン・オリマー。

故障した飛行船は30個のパーツがバラバラになって星に散らばってしまっているらしい。しかし、猛毒の大気に覆われた星でオリマーが生きられるのは酸素ボンベが保つ30日のみ。絶望の淵に立たされるオリマー。

しかし、その星でピクミンという(オリマーが名付けた)生物と出会う。従順なピクミン。さぁ、ピクミンたちと協力して30日以内に星を脱出しよう!

こんな感じである。

つまり、30日以内になんとか30個のパーツを集めればクリア。できなきゃゲームオーバー。単純な脱出ゲームである。

タイムリミットが決まっている中でパーツをうまく集めるためには。ちびっこのころの僕は考えた。最初は全くパーツを集められなかったが、攻略本の力を借り、クリアをした。そこからはどれだけ短時間で帰れるかのタイムアタックが始まった。攻略本のその先を切り拓いて行った。

確か最後は15日かそこらで全部のパーツを集めきった覚えがある。

クリアに何より大事だったのが段取りだった。

ピクミンが大所帯になると敵に気づかれて余計な時間がかかってしまう可能性がある。最小限のピクミンを連れて最小限の敵だけを倒して壁を壊す。壁を壊している間にピクミンを増やすため倒した敵をオニヨン(ピクミン孵化装置と思ってください)まで運搬する。運搬している間に新たなピクミンを連れていって橋を掛け、壁を開けていたピクミンたちを合流させる。橋を渡ってボスを倒してパーツを回収。先にオニヨンまで戻って孵化したピクミンを連れて、さっき開けた壁の向こうの敵を駆逐、パーツを回収。

とにかく時間とピクミンを無駄にしないオペレーションが求められた。当時の僕の集中力といったら凄かった。鬼気迫るものがあったに違いない。

多分、あのピクミンスピリッツが僕の中のどこかに根ざしていて、料理にしろ買い出しにしろ無駄を削ぎ落としたい人間になったのだろう。多少なりとも仕事にも活きてくれればいいのに。

 

キャプテン・オリマーを所定の半分の時間で星に返した後、キャプテン・オリマーは星で何をして過ごしたのだろうか。有意義な時間を過ごしたろうか。僕は、買い出しを効率よく終わらせた僕は、こうしてブログを訳も分からず書いている。

ちょっと隣に積んである本を貪ってきたいと思う。

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