徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

晴れた空

引っ越した。旧居と錦糸町についての感想はまたの機会に譲る。

まっさらな部屋に荷物が搬入されていき、思ったより狭い収納と格闘した昨日。突っ張り棒さえあればなんでもできることを学んだ。僕らは三次元の世界に生きている。宙に浮いた何もない空間は、どこだって収納スペースになる。置けなかった食器も、洗剤も、宙空に鎮座している。空間捻出の妙である。

仕事にまみれ、酒にまみれた引っ越し前後のパラダイスのおかげで体がねじ切れそうであるが、後2週間も我慢すれば落ち着いた日々が帰ってくると信じてやっていく。早く整えたい。整えさせて…

 

空っぽになった冷蔵庫があまりに頼りなく、ただ昨日食材を買いに行く元気もなく、かと言って今晩はスーパーがやっていない時間に帰ってくることが見えている。錦糸町は当たり前のように寝ないで営業している店があったが、今回に街には24時間営業のスーパーがない。健全な街。

しばらくは燃費が悪い日々が続くだろうけれど、部屋を変え、街を変え、空気を変えた先にある、なんとなく新鮮な気分を考えると、安いものだろう。

さっさとこっちはこっちの人付き合いを見つけたいものである。

 

ダンボールとゴミに見送られながらの出勤。帰りを待つのも彼ら。

行ってきます