徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

2018年の未来感

年が明けました。本年もひたすらパタパタキーボードを打っていく所存です。90名を超えた読者ですが、アクティブユーザーは片手で収まるくらいのものだと把握しております。読んでいただける方々のために、やれるだけ、書けるだけ、思いの丈を綴ってまいります。別に賢くも何ともない文章ですが、そんなもんなんだと思って読んでいただければ幸いです。

 

さて。

 

2018年となった。

例年通り、会社のお姉様方とカラオケにて年を越した。酒と歌とタバコに塗れて、退廃的とも言える年越し。一応年は跨いでいるけど、別に毎日繰り返す一日と変わらない気持ちでニューイヤー。

ボロボロになりながら家に帰り、旧年中の汚れを新年に落とし、うとうとして、僕の新年が始まった。本読んだり部屋掃除したり初詣に行ったり、一人暮らし独身男性のお手本のような正月を過ごしたと思う。世の中の回転が一年で最もゆっくりになる日。自転車で初詣に向かいながら、シャッターが閉まりまくって人が少ない商店街に独特の気持ちよさを感じた。

 

これから一年間、2018年を生きていくのだが、2018年をまさか生きていくとは思わなかった。圧倒的な未来感。2018年。

子供の頃、2012年に世界が終わるような気で生きていた。1999年の予言の時には幼すぎて、世界の終わりに想いを馳せることはできなかった。しかし、そのあと出てきた何とかって人の予言の上で2012年で世界が終わるとされていたものだから、北海道の片田舎で育ったピュアな少年はそいつを間に受けてしまった。

案の定、世界は終わるわけもなく、ズルズルとやってきたが2018年。

人間の想像しうることは何でもできるとは、手塚治虫が言っていたんだったろうか、藤子不二雄だったか。しかし、いよいよそういう時代になりつつある。技術がすごい。

技術がどんどんどんどんと世界を塗り替えていく。いつだって世の中を変えるのは技術。技術を広めるのは文系の仕事っぽいと思うけど、今や唯の文系じゃ理解し得ないところまで技術が進んできてしまっている。商売がうまい技術者に、文系人間は絶対に敵わない。

手に職もないサラリーマン商売人。これだけじゃ生きていけないよなと考える2018年元日。手の伸ばせる範囲で、未来をやっていく。