徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

色々ある。色々ある。

机上の空論を描いているやつって多いんだろう。多分そうだ。

ファンタジーだってミステリーだって、大抵は机上の空論で成り立っていて、やれそうだけどやれない諸々がめちゃくちゃ多い。

ごまんといる人の中でごく一部、机上の空論と現実世界の大きな隔たりを縮めてやりきってしまう人がいる。いわゆる優秀な人なんだろう。描くとやり切るのは全く違う。ゴッホの絵が何年に描かれたかを答えるのと、ゴッホの絵を模写するのくらいに違う。知識として知るのは簡単だし、ゴッホの来歴から描いた際の心情を類推するのは簡単だ。だが、実際に描くとなると全く別のスキルが必要となる。これが難しい。

落書きから始めている人は強い。描くことに抵抗がない。とりあえず描く。描いてから考える。何しろ、描ける。レスポンスの良さがこの上ない武器になる。描いてから修正すればいいし、描きさえすれば評価ができる。

1番厄介なのが描けないくせに小賢しいやつで、それがまさに自分で、ほんとくたばっちまえって思う。

なんでこんなに動き出すのに力が必要なのか。この動きだす能力がコミュニケーション能力というなら、コミュニケーション能力が僕には足りていない。


ガツガツやらなきゃならないと感じる深夜3時。ガツガツやる土壌もないって思ってる時点で雑魚である。やる。やってやる気持ち。