徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

チャンピオンズリーグ決勝

中学生の頃よくサッカーを観ていた。WOWOWではリーガ、スカパーではチャンピオンズリーグ。朝早起きしては親父と並んで観た。

その始まりの頃。僕がサッカーに興味を持ち始めた頃、イスタンブールの奇跡が起こった。ミランに前半ボコボコにされながら、ジェラード、スミチェル、シャビ・アロンソ、そしてデュデク。リーグ戦では決して強くないリバプールの大逆転劇に親父とともに沸き、それからというものリバプールはなんとなく好きでいる。ウイイレやるときもよく使う。

時は経ち。

まるっきり選手層が入れ替わった13年後。実家を離れてサッカーを追うこともなくなった。今日たまたまトイレに起きたら寝られなくなって、そういえばと思いテレビをつけたらやっていたチャンピオンズリーグ決勝。

 

民報のサッカー中継を観るたび親父と話していたのが実況がうるさいということだった。WOWWOWはサッカー好きな人しか観ないしから実況も言葉少なだ。というかあまり実況する気がない。ほぼ観戦してる。

一方民報の実況は変にサービス精神が旺盛だ。なんだろうか、選手の名前を呼び過ぎているのだろうか。変に饒舌で、自分の言葉に酔っているのかなんなのか。お調子者のごとくペラペラと喋る彼らとはなかなか友達になれないかもしれないなって思う。久々にこの気持ちを味わった。

 

果たして、レアルが優勝した。

サッカーの知識はからっきしなんだけど、やっぱり今日でいえばベイルのん2点目みたいなゴールを観られるから楽しいし、マネの殊勲の一点も心が熱くなった。ワイナルドゥムのゴリゴリ前に上がっていく姿をダンプカーと重ね、カリウスとは飲みに行ってあげたい。

昔より表彰式が短くなった。これを観て、朝ごはんを食べる食卓が懐かしい。

さーて、働きまーす。