徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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僕の知ってる野田洋次郎と

HINOMARUが話題になっている。

 

軍国の精神を感じると言われればそんな気がするし、軍国以上にこれだけ話題に上がるあたり、いやはやRADも売れたなぁと感慨の方が大きかったりもする。

野田洋次郎の語彙力がどうだ、野田洋次郎の思想がどうだ、野田洋次郎のような人間を生んだ教育がどうだ、大小様々な意見が出てきているようである。教育まで飛び火しちゃったらどうしようもない。戦後教育が戦中日本のイカれっぷりを教えなかったのが悪いと言われたらそれまでだし、その通りですおっしゃる通りですとしか言えない。無知にさせられたのは教育が悪いと我々世代が開き直ったところで学べと言われるのが関の山だ。八方塞がり。

そもそもである。

野田洋次郎、ないしRADWIMPSは結構特殊な売れ方をしている。

僕の知っているRADWIMPSは2006年あたりの彼らだ。僕がちょうど中学生、高校生のあたり。BUMP OF CHICKENの亜種として出てきたバンドの中では圧倒的人気を博していた。これがおそらく、彼らの第一次ブーム。その後、なんかパッとしない時期が続いたのだが、転機が訪れる。誰もが知る、「君の名は」であり、前前前世である。これが大ヒット、インディーズで一度ブームを起こしたバンドが国民的知名度を誇るに至った。

野田洋次郎は終始RADWIMPSのエンジンとして作詞作曲をし続けているのだが、第一次ブームの頃、つまりRADWIMPSが最初に認知された頃の作風といえば、もう君と書いて恋と呼んで僕と書いて愛と読む以外のことはない。男性版aiko。恋と愛に塗れた、僕と君、私とあなた、二者間の諸々についてを書き殴っていた。愛があれば、恋をすれば、染色体なんて簡単に2つくらい増えるし、星間飛行もしちゃう。結構不安にさせられる思想の持ち主である。

一つの側面としてだけど、得意技じゃない部分で今回の騒動が巻き起こってる感じがある。オムライス職人がカレーライスの味にケチをつけられているような、そんな感じ。正直、恋愛のような二者間かつ答えのない物事をどれだけ歌ったところで大きな批判は生まない。正しい歴史感があるわけじゃないからだ。元恋人を殺めてかっ裂いて膓取り出してそれで縄跳びしたいたか言い出しても、ヤバイやつだとは思うけど今回ほど問題は膨らまないだろう。

いかんせん愛国の件は、立ち向かう主語が大きい。そしてRADWIMPSも大きな主語となった。結果としての騒動だ。「閉じた光」の頃とは大きく変わってしまったことを、彼らも我々も知らなきゃならない。


サラー厳しそう…

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