徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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サウナだと思い込ませる

古くはサザンオールスターズ、TUBE、ORANGE RANGE、湘南乃風と脈々続いてきた夏の系譜バンドがアップを始めているであろう。いよいよもって、夏である。

夏が到来してしまった。最低気温が25度、最高気温が32度。高血圧のおばちゃんみたいな気温のせいでゆでダコまっしぐらである。でも僕はどっちかって言ったらタコは刺身の方が美味いと思う。別に茹でなくていいからして、夏の需要なんてない。暑い暑いと東京の隅っこで喚き叫ぼうと、季節は不可逆であるからして、次の涼しさを求めるには時を進めるしかなく、あの春のポカポカ陽気が恋しければ9ヶ月くらい待たなきゃならない。ひたすらに耐えるしかないのだ。

でも暑い。暑いの感情失禁が止まらない。皮膚を絶え間なく垂れる汗。人目もはばからずできる汗染み。制汗剤もどこ吹く風だ。そのくせ吹き抜ける風は熱波。ふざけるな。

どうしようもないので、もういっそ、外を外と認識するのはやめようと思う。例えば夕立を夕立と捉えてしまうと、それは夕立でしかない。残念極まりないびしょ濡れイベントだ。でも、あれをシャワーと捉えた麒麟の田村にとって、夕立はただの夕立ではなくなった。恵みの雨だった。また、古代エジプト人たちはナイル川の氾濫をハピと呼んだ。それは肥沃な大地を醸成するためには不可欠な要素であった。

そう、とかく自然に立ち向かってきた人類だが、どうせ勝てないのだ。だったら、共生していこう。共に生きる道を選ぼう。

僕は今日から外気をサウナだと思い込む。サウナは気持ちいいものだ。汗を流し、スッキリした気持ちになれる。汗の中に老廃物質が入っていようといなかろうと、気分は良い。そんなサウナに毎日無料で飛び込んでいける。サウナの中で運動ができる。駅に着いたらサウナの中で電車を待てる。滝のように汗が流れる。気持ちがいい。これが共生。自然と共に、素直に生きる形。



一度電車が到着して、冷房キンキンの車内に入ると、もう全部どうでもよくなった。涼しいの最高。冷房最高。

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