徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

米津玄師「Flamingo」について

僕らはいつまでJ-POPをやっていくのか。

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和メロっぽいキャッチーさを残しつつファンキーなギターがバッキングで鳴り続け、サビで三回「フラフラフラフラミンゴ」を繰り返すうちの最後のフラミンゴで若干のラテンっぽさを残し、Cメロでは古典的な和メロを歌う。

結局、J-POPのオブラートに包んでしまったら全てがJ-POPになってしまう。ポルノグラフィティをラテン歌手という人がどれだけいるだろうか。全くいないだろう。でも彼らのヒット曲でやっていることはラテンのそれ以外何者でもない。J-POPとは、それっぽさを突き詰める産業であり、現代においての米津玄師は、あらゆるそれっぽさを取り入れて我が物としつつ、世の大流のなかで支持されうるであろう声色と言葉の突っ込み方を完全にやりきっている。すごい。彼の行く先に道ができる状態である。

 

全部盛りがウケる時代なのでしょうかね。とことんロックとか、とことんパンクはクドくて、一つのアルバムで、一人のアーティストで色々な面が見られた方がリスナーとしては楽しいのでしょうか。ORANGE RANGEよ、今こそ君らの出番なんじゃないか。

以上、明日も6時に起きて仕事です。

シャワーも浴びずに、明日の自分に期待を残して寝るとします。

さらば浮き世。