徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

携帯を変えました

少し前に変えた。iPhoneXRと言うやつだ。どうやら最新機種らしい。

この間まで使っていたiPhone6xは社会人一年目からの付き合いだった。色々な思い出がる。トイレの便器に落としたこともあった。飲み会の度、泥酔の度に顔面を傷つけ、幾度か修理に出したが最後はもう諦めてスカーフェイスのまま引退することとなった。申し訳ない気持ちでいっぱいである。もう一回iPhoneとして生まれてくることがあったら、俺のところに来るんじゃないぞ、幸せになれよと、下取りに出す間際の先代iPhoneを見て思ったり思わなかったり。

 

最新のiPhoneはこれまでのiPhoneと全く勝手が違う。まず、ボタンが消えた。押すと言う概念がなくなった。その代わりに、顔認証がついた。取り急ぎ確認されたのは、メガネを取ると僕のことを僕と認識してくれなくなることだ。メガネがなくても、風邪を引いても、元気がなくても、あなたはあなたよと言って欲しかった気はする。しかし、iPhoneにそんなことを求めた日には世も末だとも思う。複雑な気持ち。

あと、容量が増えた。これまで16GBの容量しかなかった。これは写真一枚でファミコンのソフトの数百倍の容量を占める現代においては極端に全時代的な容量であり、僕は基本的に写真ほほぼ保存できないマンと化していた。それが現iPhoneは128GBである。なんでしょう、ほぼ無限の容量です。何しろプレステ2のメモリーカードが16MBとかである。インフレが過ぎる。

そして、画面が大きくなった。ドからファまで届くで有名な我が手のひらであるが、全くもって今回のiPhoneは持て余す。手に余る。がっちりホールドしようとすると親指で操作しづらくなり、親指をフリーにしようとするとホールドできなくなり安定性が失われる。結構重さもあるからホールドはしたいところなので、結局両手が塞がることとなる。一周回って歩きスマホへのアンチテーゼになっているのかもしれない。一方で、操作性は抜群でサクサクぬるぬる動きまくる。会社用の携帯がはるか昔のXperiaとかなのだけれど、操作性を比較したら雲泥である。月とスッポンである。

GarageBandがデフォルトで搭載されているのも大変嬉しい。これで屋外でもDTMごっこができる。一人でやって満足するレベルの作曲ができるわけではないが、作曲やってますトークからのGarageBand実践みたいな浅ましい合コン芸みたいなのが今後展開できるかもしれない。爪を研いでおこうと思う。

 

まあなんでしょう、古くなったから変えただけで特になんの感慨もない買い替えでしたが、雑感でした。