徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

清掃オンザデスク

机の上は脳の中を表している。

とは、今適当に打ち込んだ言葉なのだけれど、あながち嘘では無いような気がしている。内勤になってからというもの自分の机ができたのだが、それはまあ取っ散らかる。多分典型的な仕事できない奴の机だと思う。なんとかテコ入れしたい気持ちはあるのだけれど、どうしても優先順位下がりますよね、清掃。

もう一個、我が家の机についても、昨日夜時点まで相当散らかっていた。しかし、何の気なしにファブリーズの詰め替えをしたところ、手元がブレ、滝のように机の上にファブリーズをこぼした瞬間何かがキレた。机の上をジェノサイドすることとした。片っ端から捨てるしまう捨てる。モノに対する徹底した弾圧を加えた結果、見違えるように綺麗な机が姿を現した。そう、これこそ机である。しかもほのかにファブリーズの香りがする。言うことなし。

一晩経つと、机の上を綺麗にしたことすら忘れる。起きてみてふと机を見たときの清々しさたるや、筆舌に尽くせない。ファブリーズの匂いは尽きてしまったが。

机の上に物があると水拭きもできず、モノが埃を呼び、モノの間に埃が絡まる。意識はせずとも、それが自身の頭の中である。考えがとっちらかり、迫り来る万象から目を逸らし続けている。なんと情けない。

嘘でも綺麗な机、綺麗な部屋にしたらとっちらかった頭の中もそれらしく片付いた気になった。本質的な解決にはならないものの、気分って大事ですよね。

たまにはファブリーズ零すのも一興。

ザッツオール。