徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

粛々と

粛々と。

 

 

 

粛々と仕事が出来る人を、本当にすごいと思う。粛々と仕事ができるからこそ、仕事と日常を分離できるのだろうし、日常に仕事がはみだしてほしくないのだろう。日中サラリーマンを演じるから疲れもする。

そうあるべきなのかもしれないし、今の人事屋さんというお仕事を考えるとそうでなきゃいけない。ルールに則り、会社を良くしていくのだ。そこに私情は挟み得ない。

しかし、個人的にどうなのよと尋ねられると、もうエモと私情にまみれた心模様なわけで、粛々とのハードルは大変に高い。コツを教えて欲しいくらいですね!まったく。

粛々とマンは楽しいのだろうか。仕事をしていてあまり楽しくないんじゃないか。どうせやるなら楽しくやりたいとか考えないのか。そうか、楽しいとかそういうことを考え出すと正しさや良さから離れていくのか。とかく均質であろうとする世の中である。個人のスーパープレーは求められない。ただ、誰がやってもうまくいくような仕組みが求められる。そこに楽しさはない。正しさだけがある。

 

僕も大概若いけど、もっと若い新入社員の子たちやこれから就活する子たちは、やりがいにも似た魅力的な何かを労働に求めている。粛々にはないものである。

勤める身としては、感情や趣向に訴えるなにかを保ち続けないといけないなと感じている。仕事は結果なのは百も承知だけど、過程が楽しいことで動機付けが強くなる。二兎を追わないといけないですね。

 

梅雨の中休み、頑張ってやっていきましょう。