声に出して読みたい日本語、大海原と大草原。おおうなばらとだいそうげん。
大きな原っぱであることには変わりはないわけだ、どちらも。だがしかしその原っぱが正統派な草の原っぱかロマンあふれる海の原っぱかの違いで一文字も同じ読みではなくなるというこのジャパニーズマジック。
じゃあためしに何の原っぱかは特段追求しないで、大きな原っぱってだけで漢字にしてみましょう。
大原
こうなると大半というかほとんどの人が「おおはら」と呼ぶに違いないわけです。某資格学校の影響も大きいであろうとは思うけど。
となると大海原の方が大原からの正当進化で、大草原が分岐進化のような形なのだろうか。
原→→→大原→→→大海原
↓
→→大草原
アグモン→→→グレイモン→→→メタルグレイモン
↓
→→スカルグレイモン
どこか似たものを感じてしまうわけです。わからない人はわからないでいい。
きっと日本語ネイティブじゃない人はこういうところで大苦戦するんだろーなーって思います。我々がsometimesを最初どう頑張ってもソメチメスとしか読めなかったように。今でもフランス語なんて発音もできないように。
この大きな葛藤を乗り越えた先に待つのが、そう、東国原姓なわけだ。
どう考えてもばるは卑怯だ。ばるは。