徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

2022-01-01から1年間の記事一覧

構造改革前夜の構造改革担当者の気持ち

8月が終わる。本州の人は夏休みの終わりを想起するのだろう。道産子の僕は、特に8月末に対する特別な感慨はなく育った。しかし、今勤めている会社は2月末決算のため、8月は上期の終わりにあたる。 期が変わるタイミングではさまざまな変化が訪れる。人事異動…

自宅隔離をやってみての感想文

8月13日土曜日の夜、妻が発熱した。 互いに仕事帰り、テレビ見ながらゴロゴロとくつろいでいるリビングに鳴り響いた体温計の音はすなわち、開幕のブザーだった。思い返すと金曜日、なんか喉がイガイガする…気がする…と、ささやかな違和感を妻は食卓で話して…

手術をしました〜ついに縛られた精索静脈瘤〜

5月27日、午前9時。僕は有楽町を歩いていた。酷い雨である。昼過ぎには上がる予報と聞いた。かの有名な桶狭間の戦いにて、織田信長は雨後の間隙をつき、今川義元を討ち取った。この雨が上がるころ、静脈瘤を無事討ち取ることができるのだろうか。タマに手を…

手術をします〜僕のキンタマと精索静脈瘤〜

これから僕が綴る話はさして綺麗な話ではない。しかし、僕の身体に今まさに起こっている事実である。綺麗や汚い、上や下のような二元論では語りえない事実。それに相対する当事者としての感受を綴りたい。冗長な話が多いかと思う。どうか許してほしい。 結婚…

「思ってて」おじさん

「思ってて」おじさんと勝手に呼称している人々がいる。おじさんとしているのは僕の周りにおじさんが多いからである。他意はない。 「思ってて」おじさんは語尾に「思ってて」を多用する。そのため「思ってて」おじさんである。「思ってて」で文節を切る話法…

ガンダーライップス

社会に出た頃、情報を伝える際には5W1Hを抑えて話すといいと言われた。なぜいつ誰が何をどこでどのように。これは正確に情報を伝える上でも、正確に情報を受ける上でも大切なことだ。例えば、誰かに動いてもらいたい、何かを対応してもらいたいとした時、な…