徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

2018-01-01から1年間の記事一覧

全くまとめにならないさらば2018

平成が終わろうとしている。来年の年の瀬は全く別の元号で初めて迎える年の瀬で、今年は平成最後の年の瀬だ。「平成生まれなのぉ〜〜!?」って散々おばさま方に言われながらここまで生きてきたが、これからは僕らがそれを踏襲する番となる。 一年が区切られ…

東池袋52「雪セゾン」についての考察

東池袋52というのはクレディセゾンが自社社員で立ち上げた女性アイドルグループであり、雪セゾンは去年の今頃リリースされた彼女らの曲である。 色々事情があり、僕とも遠からず近からぬ縁がある東池袋52だが、デビューシングルの「わたしセゾン」しかちゃん…

打ちっ放しが楽しくてもう

楽しくて。2週間前、友人の結婚式に準じて帰省した北見で15年ぶりに持ったゴルフクラブ。小学6年以来のスイングは僕に旨味にも似た後味を残したらしく、次の瞬間には伯父より余ってたクラブを東京に取り寄せ、クラブが5本くらい入るソフトケースを買い、ゴル…

携帯を変えました

少し前に変えた。iPhoneXRと言うやつだ。どうやら最新機種らしい。 この間まで使っていたiPhone6xは社会人一年目からの付き合いだった。色々な思い出がる。トイレの便器に落としたこともあった。飲み会の度、泥酔の度に顔面を傷つけ、幾度か修理に出したが最…

高橋弘希「指の骨」

読みました。 指の骨 (新潮文庫) 作者: 高橋弘希 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/07/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る ここのところほろほろと、無理のない程度に軽い小説を読んでいる。短編ばかり読んでいるので、特段感想を書…

虚無の共有、広大な時間

友人の結婚パーティーでまた歌うこととなっている。先日はギター弾きながら高校時代の友人と二人で演ったが、今度はピアノ弾きながら三人で歌う。楽器が弾けてよかったと本当に思うし、こういう人間が親になった時に子供にピアノの習い事とかを強制するんだ…

「最高の飲み方」なんて存在するのか

この本についての話です、 マンガでわかる 酒好き医師が教える 最高の飲み方 作者: 葉石かおり,浅部伸一,星井博文 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2018/11/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 先に断ると、僕はこの本を読んでいません。 当…

語れるほどの夢とか

もっと本格的に曲を作りたいからと、大学入学当初に買ったVAIOのパソコンをやめてiMacを買ったのはもう一年と半年ほど前の話になる。このMacともそこそこの付き合いだ。僕が趣味趣向のために使った人生最大の出費。どんな彼女にも、どんな友人にも使ったこと…

案ずるより産むが易しとは

諺。この文字1つで「ことわざ」と読ませる。今や当たり前だが、ノーヒントじゃ絶対わからない、難読漢字に位置付けられるだろう。そんな話は今回全く関係なく。案ずるより産むが易し。何も手につけないまま不安がってくよくよ悩むより、とりあえずやってみ…

Dive into 日常

束の間の帰省も終わり、今期一番の冷え込みを謳う東京に戻ってきている。徒歩と電車で少しのところにある会社にはきっと一面銀景色レベルの仕事が溜まっており、えっちらおっちらの片付けてあげなければならない。道無き道を進むような日々が口を開けている…

そしてさらに結婚式

結婚式連戦である。 今度は北海道北見市。勝手知ったる地元のチャペルにて1人の可憐な女性がしおらしくお嫁に行く。40になってお互い独身だったら結婚しようという時限爆弾のような契りを交わした女性であったが、一抜けされたのは果たして幸か不幸か。僕は…

言葉にできないから、僕は何も知らない

また唐突に本を買い出した。有用な実用書でもなんでもない、小説ばかり。なんの役にもたたないけど、切羽詰まって来た時に無理やり心の隙間をこじ開けてくれるのが小説であり、言葉である。 「コンビニ人間」を買ったのがきっかけだった。 どえらく流行って…

めでたし

幼馴染の結婚式がありました。 幼馴染幼馴染とよくいうものだが、この度挙式を挙げたの幼馴染はいよいよ本格的な幼馴染で、親父同士の付き合いがあるものでお腹にいる頃からお互いのことを認知し合っている。彼は兄弟が多く、僕は一人っ子。同世代のお友達が…

各駅停車とスマホの電池

急がない道のりが好きだ。もっと早く着く移動手段があるのに、あえて歩いたり自転車に乗ったり各駅停車に乗ったりすると、なんとも贅沢に時間を使っている気分になる。余分な時間はどんどんとなくなっていっている。便利になり、速くなり、手軽になっていく…

大変健やかな休日です

本当に、大変健やかである。 去年、一昨年くらいまで、休日をどれだけ有意義に過ごせるかに腐心していた。早起きして、どこにいく訳でもない身支度を整え、洗濯して掃除して、いよいよ身辺が整ったらなんでもできる。本を読むもよし、音楽するもよし。それこ…

人参は生きていた

久々に感動したので書く。今の今まで大戸屋にいた。黒酢あん定食を食べていた。値上げして、大学時代よく行った当時の大戸屋より少し単価が高くなっていた。異動する前までは会社にお弁当を作って持って行っていたのだけれど、ここのところはしばらくご無沙…

可愛いとカッコいいがもたらす接点

二重がどうした、鼻筋がどうした、口角がどうした、容姿がどうしたとどれだけ突っ張っても、どうしても一生ついて回るはこの身体。カバンやサイフはいくらでも取り替えが効くが、身長体型容姿を含めたボディはなかなかどうして取り替えが効かないものである…

夜寝

なんの緊張感もない中でぼんやり映画を観ていたりすると、気づいたら寝ている。時間があってある程度暇だから映画を観ている訳で、別に寝たところで大したダメージにもならないんだけど、起きた時点で完全に夜になったりしていると流石に時間をアレしたかな…

消費について

大抵の活動を、僕らは体力を使って行なっている。体力を使って仕事をしてお金もらったり、体力を使って走ってさらに体力にブーストかけたり。さらにそこには時間も関わる。ギターが趣味なのも、これまでの人生で結構な時間をギターに費やしてきたから今弾け…

町工場とヤクルトのおばちゃん

晩秋の東京は大田区。大量生産、インダストリアルな香りが漂う町。どこかの何かの部品を作る工場や、ネジ専門の小売店なんていうスーパーニッチな商店が軒を連ねる。めっきり肌寒くなってきたというのに、小太りなおじちゃん達が薄着で汗を垂らしながら何か…

インスタント天国・風呂

たまに湯に浸かる。どんなに時間があってもシャワーしか浴びる気がない時もあれば、働いてご飯食べて眠る体制を一刻も早く整えたいくせして無理やり湯を張ることもある。特に入浴に対するこだわりがないからこそ、ナチュラルな状態で湯浴みと向き合っている…

始まらない一日、終わらない1日

一日が始まるとは、1日が終わるとは、なんなのだろうか。 区切りは睡眠のように感じられる。特に子供の頃はそうだった。睡眠をとって、起きたら全く新しい1日が始まる。昨日の体調とか昨日の友達とかみんながみんな新しいものになって始まっているような気が…

資源配分とキャパとネルシャツ

クタクタのネルシャツとチノパン、ダンロップのズック、アメ横で売ってるようなリュックサックを背負って佇む中年男性が、一心不乱に電車を眺めているとすると、彼は鉄道オタクなのだろうと多くの人が思うだろう。試しにコミケになんか行ってみると、同じよ…

「カメラを止めるな!」〜誰もが秘めた狂気と本気の物語〜

話題作ですね。横浜は黄金町にあるジャックとベティで9月に上映していたのを見過ごし、チャンスを逃し続けた本日11月7日、川崎チネチッタにてようやく観てまいりました。 kametome.net 映画に疎い人間だが、面白い映画というのは、本線の物語が面白く、更に…

徒然

徒然の意味を僕はちゃんと知らない。ちゃちゃっと新しいタブを開いて、「徒然とは」と検索すればスマホの皮を被ったグーグルが一発で教えてくれるけれど、別にしようとも思わない。日常とか片手間とか暇とか、そんなニュアンスが徒然にはある。 人間が持ちう…

今朝とこの頃のこと

これからしばらく、東京は秋晴れの日が続くらしい。いいだけ世間を騒がせた台風ラッシュも、激烈な被害を受けた地域を除けば喉元を過ぎ去り、なんでもない晴天をなんでもなく受け取り消費していくのが僕ら庶民。 今朝もそれはそれはいい天気で、外はほんの少…

マリオカートの思い出

うちの親父はゲームが好きなのだと思う。 若かりし頃は爪先から頭のてっぺんまで麻雀に浸かりきり、最近は文明の利器YouTubeで麻雀の動画を眺め続けている。声を上げるでもなく、黙々と神妙な面持ちで画面を見つめているときは大抵他人の麻雀を眺めていると…

段落

昔、それは小学生の頃、国語の教科書を音読するときに段落ごとで分けていた記憶がある。子供用に作られた可愛い文章だ。一段落とはいえ大した文章量じゃない。とはいえ大勢の前で喋るのは緊張感が伴う。恐々としながら自分の番を待ち、自分の分の段落を読み…

米津玄師「Flamingo」について

僕らはいつまでJ-POPをやっていくのか。 www.youtube.com 和メロっぽいキャッチーさを残しつつファンキーなギターがバッキングで鳴り続け、サビで三回「フラフラフラフラミンゴ」を繰り返すうちの最後のフラミンゴで若干のラテンっぽさを残し、Cメロでは古典…

「偉い」とは何か

僕の会社にも、あなたの会社にも、僕が出てきた学校にも、あなたの出自にも、必ず偉い人はいたはずで、偉い人の指差した方向に団体は向かい、団体の方向に否応が無しに進んでいったのが僕らの人生である。少なくとも、あなた自身が偉い人でなければ。 偉い人…