徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

死ぬときに悔しがれるか

つま先ほども練習しないで臨んだ勝負で惨敗したところで悔しくもなんともない。負けることがわかりきっているからだ。試験結果が出るときも、ドキドキするのは勉強して臨んだ試験と決まっている。ちんぷんかんぷんで受けた試験の結果なんてドキドキもハラハ…

伊東家はもう食卓を囲むことがない。多分。

伊東家の食卓を覚えているだろうか。知る人ぞ知る家庭の便利知識を裏ワザとして紹介していく番組である。伊東四朗がお父さん役、五月みどりがお母さん役。子供達(三宅健とRIKACOしか覚えてない)とこたつみたいな卓を囲みながら裏ワザを検証していた。学校で…

同期とは

ちなむと今、いいだけ酒を飲んで帰ってきたところで、酩酊状態のところに同期よりLINE電話が入りそれに応答しているところである。 この、ある種の体力の鉛筆削りとも取れる行為は、恐ろしいほど心地よく喉元を締め付け、瞼を押さえつけていく。なんだ、悪く…

ブログで稼ぐという月面宙返り

ブログ飯なんて言葉が出てしばらく経つ。ブログで稼ぐ人は確かに一定数いて、昼夜面白い記事を量産したりしている。 拝読させていただいているブログの中で、きっと稼げているであろうブログを種類分けすると、簡単に3パターンに分けられる。役立ちブログ(…

喩え話貧者

日常会話を面白くするための方程式っていうのが多分存在していて、その中の一つに個別の事象を一般化する(喩える)ことがある。テトリスで喩えるならば。不意にタイミングよく、待っていたものが来た時に、「テトリスの長い棒が来た」という一般化をしたり、…

夏と歌と電車

高度成長に沸いていた頃、岡林信康がフォークの神様と呼ばれていた。山谷ブルース。名前だけしか知らないその曲は、タイトルからしてワーキングクラスの悲哀を歌っているに違いない。チューリップのアップリケなんて歌もあった。まだ少年の頃に両親と見てい…

歯が痛い

左の奥歯たちが痛いのはここ2週間ほどのことで、一度歯医者に行って処置してもらったにもかかわらずに痛いのは想像が作り出した幻影か。それとも。 なんとなく左側が痛い。上も痛いし、下も痛い気がする。違和感である。よく筋肉に違和感を抱いたものだが、…

社会人になった体育会人間が求められるコペルニクス的転回

社会に出てからというもの、大学まで競技をしていた話をするとみなさまよく食いついてくださる。もっぱら凄いねと言われる。僕自身、楽しいわけではなかった競技生活の晩年だったので、「凄いね」「頑張ったんだね」と声かけられると悪い気はしない。ほんの…

人依存症

新年会が落ち着いたと思えば歓送迎会が始まり、花見が始まる。そしてやっと世の中に平穏が訪れたはずが、平穏に乗じて各々の会を開催する。つまり一年中僕らは何とか会とかって名目を付けて誰かと会い続けている。人と喋るのは楽しい。これが世の大前提だ。…

一人っ子に生まれてみて。メリットとかデメリットとか、そんな感じのやつ。

一人っ子として育ってきた。この世に生を受けてやや四半世紀。僕の母から出てきた子供は後にも先にも僕だけである。先導も後続もいない。 「一人っ子 特徴」「一人っ子 子育て」「一人っ子 わがまま」 「一人っ子」で検索すると海千山千の言葉が後に続く。ど…

スピッツという故郷について、時処位論より考える

陽明学だったろうか、「時処位の論」という考え方がある。 孔子だ老子だ孟子だと、聖人と言われる人々がいるわけだが、現在、彼らの言動をまるまる真似したところで、それは意味ないよね。時と場所と立場によって聖人たる振る舞いの方法は変わってくるよね。…

セックス至上主義

最近よくいく少し風変わりな居酒屋がある。下町情緒を湛えたインド風音楽酒場だ。わけわからんが、これが絶妙に調和しているもんだからすごい。そこに集う人々と話す。おっさん達である。若くて一回り上の彼らは、それはそれは下ネタしか話さない。清々しい…

脳内洗浄したい夜

ここ最近のことであるが。寝る間際電気を消して、できることといえば考えることか寝ることかしかなくなった状態。頭の中でグルングルン不安が回ることがある。物の見事に寝づらい。寝られないことはないのだけれども。不快な入眠を経験することとなる。 陸上…

「差し支えなければ」インフレ

職業柄、訳のわからないまま訳のわからないような敬語を塗ったくる日々を過ごしている。最初は「お待ち申し上げております。」に違和感が絶えなかった。待つって、申し上げるのか?申し上げるってなんだ?待つ?申す?文法のゲシュタルト崩壊であった。だが…

ネミィ・ストレース

レヴィ・ストロースと言う人がいました。文化人類学者として散々大学の授業で名前を聞き、彼が構造主義という大層な理論ないしは考え方の枠組みを提唱したのは記憶の端にあるのだけれども、果たして構造主義が何で、どういう枠組みなのかは全く説明できない…

ゴールデンウィーク明けの多摩川を渡る

高架の上から望む多摩川河川敷はよく世相を表す。いや、世相というのは少し違う。休日か平日かが一発でわかる。半年くらい浮き世を離れ、曜日も日も全くわからなくなった後でパッと多摩川河川敷を見たとしても、その日が休みか平日かは瞭然だ。昨日までの河…

iPhone、君はよく滑る

ほんとよく滑る。スベスベだからそこはかとなく手指から滑り落ちて床に落下する。僕はこの間iPhone買い換えたばっかりだっていうのに、ほんとよく滑る。落ちる。幸い、再び画面にヒビが入る悲劇は回避しているところであるが、いつ何が起こっても全くおかし…

心ここに在らず

全く持って心ここに在らず。来る者は拒まず、去る者は追わず、心ここに在らず。井の中の蛙、大海を知らず、心ここに在らず。こちら、韻踏むのがやっとの心情です。人間25年も行きていると全くもってダメな日だってある。なんかうまくいかない日とか、悲しい…

トッティが引退する

Yahoo!ニュースで知りました。 headlines.yahoo.co.jp ローマに君臨し続けたトッティ。24年間も一つのクラブで最前線を張り続けるなんて、到底できたことではない。その割に代表ではそこまでのインパクトを残せていない気もする。日韓W杯の韓国戦(ベスト16…

原因不明の好調デー

そんなこんなで昨日も酒を飲み、日付変わってしばらくしてから家に着き、辛うじてキーボードを叩いてブログを書いたと思ったら風呂も入らずに寝たのだが、どうしたものか今日すこぶる調子がいい。不潔な体を引きずってベットに入り、強引に目覚めた癖して、…

ゴールデンウィーク

大学の同期と飲んできた。同じ学部の学科で机を並べていた連中である。卒業からしばらく経ってもまだ集まろっかって流れになることを心から嬉しく思っている。 何故、今日飲もうという話になったか。それは世の中がゴールデンウィークだから以外のなんでもな…

泥つき里芋を想像してください。

近くの八百屋で泥つき里芋が2パック100円で売られていた。トルコリラの次に泥つき里芋の相場がわからないのだが、なんか安いアピールされているし、100円だし、家にこんにゃくと玉ねぎはあるから人参も買っていって煮物でも作ろうと思い、2パック買っていっ…