徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

2017-01-01から1年間の記事一覧

今年書いた中でもう一度読んでもいいかも知れない記事を振り返る

ファン待望の企画。 本年も残す所わずか10数時間。抱負と振り返りが交錯する世相。 僕は今年260の記事を積み上げた。おおよそ月に20記事。週休2日制をブログにも導入した形。 260もあると何書いたんだかわからなくなる。ので、振り返ってみようと思う。月ご…

東京駅、京葉線、地下通路

都心に張り巡らされた電車網。私鉄とJRが入り乱れた超複雑な組紐が展開されている。山手線のように4番サード的立ち位置の路線もあれば、世田谷線のようなローカル局の町歩き番組にこそ映える路線もある。みんな違って、みんないい。そんな東京でひときわ異彩…

言葉の力と言葉が伝えること

みんながみんないろんなことを考えて生きている。十人十色の考え方があるし、考えていることがある。 それを伝える手段として、人間は言葉を発達させてきた。 今のコミュニケーション手段を考えてみても、会話にチャットにビデオ通話にラインにメール。どれ…

錦糸町に3年間住んだ感想 端的に言うととてもよかった

何から伝えればいいのか わからないまま時は流れて 浮かんでは消えてゆく ありふれた言葉だけ 小田和正「ラブストーリーは突然に」の、歌い出しの一節。 散らかりすぎた部屋を片付ける時どこから始めたらいいのかわからないように、積もりすぎた思いを伝える…

殺処分

この間知り合いと話していたら、猫の話になった。 家にアクアリウムがあるけど、今度は猫を飼いたい。月一程度の頻度でペットショップに行って猫を眺めて癒されている。飼いたい猫の種類は決まっているんだけど、なかなかペットショップには置いていなくて云…

言い訳に襲われて

バレンタインデーがチョコレートを贈る日から路線変更しつつある。女性が男性にチョコレートをプレゼントする日が、友チョコが始まったあたりから路線がずれ始め、今ではただひたすらにチョコレートを消費する日へと変貌を遂げた。チョコレートを食べ続けた…

消費のネジを外し屋さんの儲かり方

結婚式の費用についての文脈でよく出てくる話。 一生に一回だから。せっかくの思い出だから。オハナバタケになった頭で考える夢のような結婚式。そいつを実現するために新郎と新婦は消費のネジをぶっ飛ばしてゴリゴリ消費しまくる。ブーケトス○万円、フラワ…

声が張れない人

声が張れない人。 多分、たくさんいると思う。大きな声を出すのが苦手、大声で叫ぶなんてできない。羞恥からくるものか、はたまた気質からくるものか、体質か。原因は諸々あるだろう。 現行の教育方針や社会の向いている方向は、「元気な子 is 正義」みたい…

マズい感じの体調

直近五日間のうち四日間が4時就寝。まずまずエキセントリックな日々を回していたところ、感想も手伝ってか否か、喉の痛みとリンパの腫れ、体のほてりと寒気が襲ってきた。一昨年あたりまでちょくちょく体調を崩していたが、幸いここのところは健やかにいきて…

晴れた空

引っ越した。旧居と錦糸町についての感想はまたの機会に譲る。 まっさらな部屋に荷物が搬入されていき、思ったより狭い収納と格闘した昨日。突っ張り棒さえあればなんでもできることを学んだ。僕らは三次元の世界に生きている。宙に浮いた何もない空間は、ど…

感傷に浸る間もなき転居かな

仕事でボコされて飲むしかないだろうと街に繰り出し、30分もせずに華麗に終電を逃した先のスーパー銭湯で世を明かす午前8時半。外は薄曇り。遠く錦糸町の家に干しっぱなしの洗濯物が気がかりだったりする。が、究極に気がかりなのが連日連夜追い立てられるよ…

で、テメーは何ができるんだって話

今、仕事で来た球をひたすら打ち返す作業をしている。素直な球が飛んでくることはまずなく、大抵が危険球、暴投の類で、それらを後ろに後逸しないように全力で打つ打つ打つ。後逸したら上司が打つ。 お金をもらってバッティングができる素敵な環境なんだけど…

死にはしないから全部捨てる

別に僕らはケチャップがなくても生きていけるし、冷蔵庫がなくても生きていける。テレビがなくとも、消臭スプレーがなくとも、パソコンがなくとも、生命としてはまったく問題がない。むしろ、生命として必要なのは体である。それ以外は蛇足。 そう考えると「…

「書き出す」という健康法

目の前に引っ越しが横たわり、仕事も仕事で迫ってきている今日この頃。気だけが焦る。やらなければならないことは多い。あれもこれも…と頭の中を濁流のごとく駆け巡り、焦る分だけ身体は怠くなり、何もしないという愚かさ。何となく山積している状態ほど健康…

スマートハウス化を考えている

引っ越しを1週間後に控え、身動きができなくなってきている。 思えば前回の引っ越しの頃は学生で、時間ばかりは溢れるほどにあった。自分のペースで引っ越しと向き合うことができたというものだが、今は違う。社会人も社会人、繁忙期での強行引っ越し。空い…

誰も興味のないことを書く。ただひたすらに。合コンルーザー歌詞解説

昨日、ハジメマシテをした女の子と話す会があった。そういった会をなんと呼ぶかは、他人に任せたいと思う。 居酒屋の片隅、笑い声が交錯するスクランブル交差点を周回する一環で必ず通るチェックポイントが、「休みの日何をしているか」である。 ワークライ…

スゥィ〜〜〜

口を「イ」の形にして、強く息を吸い込むことによって生じる擬音、「スゥィ〜〜〜」。日常のバツの悪い場面や、言葉に表せないほどの感情に襲われた際に大活躍する音だ。 メラビアンの法則をご存知であろうか。 人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかと…

中華料理屋おかわり事変

大盛り無料なら大盛りにするし、おかわり自由ならおかわりをする。ビュッフェでは全種類の食べ物を食べてやりたいと心から思うし、飲み放題だと泥酔してやると気合をいれる。そんな人間である。浅ましいと思うなら思うがいい。一生懸命生きているのである。 …

引っ越しするのに物を買う

片付けをする時にアルバムを読み出してしまう現象があるだろう。それの壮大な症状に罹患している。 色々捨てて、色々ダンボールに詰めて。散らかってはいるものの、現在部屋の中のものはあらかたひとまとまりになってきた。明日引っ越しと言われたら、ガッツ…

経験について

「人生経験になった」とか、「いい経験だ」とか、ネガティブなことを跳ね返す時によく使われる言葉である。 この「経験」。実際、こいつの正体ってなんなのだろうか。何をもって経験とし、なんで辛いことが起こると僕らは「経験」と唱えるのか。 経験には、…

銭湯に行った話

一昨日、お休みの日に銭湯へ行った。なんとなく鼻のあたりがムズムズと詰まりかけていて、放っておくと明らかに風邪になっていく気がしていた午後。一生懸命BiSHのニューアルバムについての記事を書いてひと段落したところで、汗をかきたい気分に駆られた。…

BiSH 新アルバム「GUERRiLLA BiSH」全曲感想

BiSHが売れている 昨日はスッキリ!!出演。明日はMステ。 情報過多。 怒涛の販促宣伝。売れるというのはこういうことなのですね。 情報咀嚼能力がそう逞しくない人間としては、やっとやっと新アルバムを聴いている段階である。いっぱいいっぱいです。 アルバ…

お歳暮商戦について、多少携わっている身として考えていること

お歳暮を贈られたことがあるでしょうか。 僕はあります。ほんの数回ですが。 縁あって、お仕事の一環でお歳暮に携わることと相成っている。 セイボといえば聖母マリア。キリスト系の幼稚園をでた身としては、ナザレの聖母、ベツレヘムの馬小屋を想起してしま…

ここ最近考えていることについて

ほとんど具体的なことは言わないし、言えない。 けど、このブログというものを書き続けている中で、拒食嘔吐気味になっていた反面、本当に嘔吐したいことを吐き出せてなかった感じがしていたので、なんとか書いていきたい。 人生を何にぶっこんでいくか ばあ…

チャットモンチーの解散に寄せて

ゆとり世代の僕らが過ごした思春期を紐解いた時、彼女たちの楽曲は必ずどこかで鳴っている。 初めて「チャットモンチー」の名前を聞いた瞬間を僕ははっきり覚えている。 中学二年生、学校、階段の踊り場。どこの世にも中学生くらいで夜更かしを覚えるやつが…

今日したこと〜次回の引っ越しのために〜

健忘の健忘による健忘のための備忘行きます。 いる?いらない?を問答無用に捨てていく@タンス 捨てられる?捨てられない?を問答無用に捨てていく@燃やさないゴミ箱 一旦入れておこう。一旦しまっておこう。の一旦が積み重なった怠惰のミイラを根こそぎ取…

商売と数字

商売とは自身と他者に利益を生み出す行為である。 顧客には、顧客が欲しいサービスを提供する。 手前では、100円売って10円儲かる商売を11円儲かる商売にしていく。100円しか売れていなかったものを150円、200円と売れるようにしていく。 財務とか会計とか、…

炒飯もどき

今週のお題「得意料理」 この世に正確な円は存在しないが、円というと誰も様々な円を想起する。 そんなところからイデアを思いついたのがプラトンだった。個別の「もの」だけでなく、「物自体」を司る何か。それがイデアであり、興じてイデア界イデア論と発…

1ヶ月間洗わないで放置していた炊飯ジャーを開けるときの恐怖

しばらく行っていなかったサークルにもう一度行ってみるときの恐怖 不登校復帰時の恐怖 一度蓋を閉めたものを、開ける。目を逸らしたものを、見つめる。 この類の恐怖は、僕が立ち向かう恐怖の中でも有数である。望んでか、望まずかはさておき、一度関わった…

北見市のスーツ屋さんのDMが東京の自宅に届くことについて

某大手スーツ屋さんのDMが、セールの度に我が家に届く。多分、帰省の折に喪服を買った為であると思う。 「お買い上げ金額上位何名までDMを送付する」 という絞り込み方をしているのだろう。すごく気持ちはわかる。 だが果たして、このDMに意味はあるのだろう…