徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

卒論にいそしんだ

なんとなーく出来上がった。本文だけ。

感慨のようなものは全然ないけれども、なんとなーく出来上がった。

 

卒業論文である。

大学で学んだことの集大成です。みなさんの大学生活をすべてぶつけるつもりで書き上げてみてください。おそらく最初で最後の論文作成になる人もいるでしょう。心して取り組んでください。私はペースメーカーになります。

そんな金言を担当教授から賜ったのが早8か月前。ひと通り日が伸びきって日が縮みきったいま、果たして彼女がペースメーカーとして機能していたのかは疑問だ。少なくとも一緒に走ってくれてはいなかったんじゃないか。鞍上にいた感は強い。鞭をひたすら振るわれた気しかしない。

ばたばた走った8か月。パソコン室との相関が強くなるばかりだった。

ブルーライトを浴び続けたここ最近。JINSの人から言わせれば瀕死に近い眼球へと変貌を遂げた両目だ。目の上をぎゅーって押したら涙が止まらなくなる。いつの間にか心の琴線は瞼の上にテレポートしていたようだ。感動か、疲労かすらもわからない。

 

陸上やってた頃は片手間にやってた卒論。片手間に両手でタイピングしていた卒論。今はこやつが中心にある。ものすごい存在感を持って、ものすごい倦怠感を連れて。

 

やっと書きあがったって言ってるけど、規定ページにたどり着いただけだ。まだ追及の余地はある。

きっと鞍上の教授は鞭をふるうだろう。

誤字が見られます。論理に破断が見られます。追加で分析にかけられるのではないでしょうか。

しかし彼女から具体的な手法を聞き出すことは叶わない。何しろ鞭しか持っていないだけに統計に関しては無知なのだ。テヘ

 

書きかけの卒論をUSBに。肩掛けのカバンを右肩に。

明日もまたくる大学を後にします。