突然ブッキングされました高田馬場。
ライブハウスに客として通ったことのない私が、何故か歌う側でお世話になりだしてから早四か月。初めての対外試合です。
グアムで暴飲暴食寝不足と不摂生トリプルパンチの幸せを貪り、整った体調を一蹴したこの喉が果たしてどこまでの声を出せるのか。一人旅時からほとんど楽器を触らなかったこの指と腕は、果たしてどの程度の音を奏でられるのか。まったくわかりまてん。
しかし、ステージに立つ以上は何とかお届けしたいと思うわけで。むしろそうしなきゃいけないわけで。
何しろ初めてのライブハウスであるからして、そこのスタッフさんにもいい印象を与えねばならないのですね。ははぁ。緊張するぜ。
ライブをするには、まずなんの曲をするか考える行為が必要である。セットリスト作成って作業。これがものすごく困る。とりあえずリクエストされた曲は優先して組み込まれる。お客様あっての演奏なのでね、それはそうだ。ただそればかりで構成されるわけもなく。多数のリクエストを受けるわけもなく。自分の独断で決めていく作業が伴う。
そこで考えるのが時間と人気と歌いたい気分。
時間をはみ出てはならないため、時間に関してはものすごく気を使う。20分だったら4曲、25分だったら5曲、30分だったら6曲。大体の目安でそんなもんだ。その曲数縛りの中で、やりたい曲と求められているであろう曲を組み込まねばならない。
人からいいと言われた曲をやっていたい気持ちはものすごくある半面で、それだけやってると芸がない人間だと思われてしまいそうで。人前でやったことない曲を何曲かピックアップしてやってみようとするも、そこには謎の作品群が横たわって、どれをやるやらよりどりみどりすぎて目に良い!
そろそろ落ち着いて文章考えられなくなってきているので、ふらふらしてこようと思う。
曲は歩きながら考えます。