徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

コンプライアンスを遵守しているつもりなラストトレイン

ねっむい。けど後悔はない。不思議な感情真っ只中だ。とりあえず山手線に乗ってみるも、どこまで行けばいいのかわからない。とりあえず回れるとこまで回ってみればいいんじゃないかななんて思ってる。なのに尻のポッケには鍵があるし、なんとなく秋葉原で降りないといけない気がするからとりあえず降りておく。

世の中ギリギリで生きている人が多いことにびっくりする。お父さん、そんな最終電車で居眠りしてたら誰かが泣きますよ。誰とはいわないけど。誰とは言わないけどね。

しかしそんなおんなじ状況の人々が集っているわけではない思うわけだこの最終電車

終電車的には同じ状況でなきゃいけないものの、実情はそうではない。つーかすでに山手線が10分くらい遅れてる段階で僕自身が家に帰れません。ええ。どうしよう。

それでも各駅で人が降り、人が乗る。これこそが都会ですか。我が地元ではまずない光景でしょう。深夜にこれだけの人がいるなんて。

本当にごく一部、一部のパーリーピーポーが朝までうぇいうぇいしているのはまだわかる。ごく一般のおじさま型がシーンとしているのは解せない。ダメだろう日本人。それでいいのか日本人。


酔っ払って眠くなると蕎麦とかを食べたくなるのはおじさまになりつつあるんだろうなと思いながらも、まぁそれはそれで思いでがいっぱいなバージンロードをかけあがっているとおもうと悪かないかななんて思う。この最終電車の温もりが、気持ちの悪い熱気が、大人になると言うことなら甘んじて受け入れよう。きっとこの車両に一人でもインフルエンザーがいたらみんな罹患するんだろうな。そんな満員電車あるある頭に浮かべながら最後の電車の発車を待つエブリデイ。付き合いがいいのは身を滅ぼすのでしょうか。否。いつか身を助けるのです。大人と飲むべし。同人と飲むべからず。まぁ同人から学ぶことだらけの小人は同人と飲んで、酒を交わして、勉強をするのです。奢るな新入社員。謙虚であれ、新入社員。かつ、謙遜しすぎるな。冷静であれ。

冷でも静でもない最終電車。西へと揺られ、最寄りのアナウンスを待つ車内。誰ともつかない誰かに身を委ねながら、明日を待つ夜でございました。なんだこの人ごみは。