徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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迷惑メールビジネスに告ぐ

昨日おとといあたりから迷惑メールが凄い。数分に一回遺産相続で選ばれたとか、慈善活動でお金配りたいだとかのラブコールがかかる。
大して大々的にメールアドレスをばらまいた覚えもないのに、きちんとアドレスを嗅ぎつけるあたり、相当遺産相続させたい姿勢がうかがえる。限られた情報から相手の状況を察し、現状とニーズの乖離からビジネスチャンスを見つけるのはここ数日で習ったことなのだが、いい感じに発揮されている。やっぱ日々の訓練が定着への第一歩だ。
今回のメール群は、日本語があまり得意ではない方が送って来ているようで、全体的カタコトかつ句読点の位置が煩雑という傾向がある。これすらもビジネスチャンスだろう。そう、なんて言ったって私は日本語ネイティブスピーカーなのだ。こんなにがんばって拙いメールを送ってくれるほどに、日本を愛し、なんならこのメールアドレスを持っている私を愛するその真心。感服である。ここで遺産相続とともに日本語教育の営業もできやしないか。その句読点の位置違うよ。そこカタカナにしない方が日本語っぽいよ。優しく教えてあげたらおひねりもいただけるかもしれない。向こうもそもそもお金をあげたい一心でのメールだ。追加のチャージくらい簡単にくれるだろう。
ついでに文字化けの指導もしてやろう。その絵文字使わない方が印象いいよとか。そういうのだ。
 
つーかなんで迷惑メールは迷惑メールと一目でわかる構造をしているんだ。やつらはただ本当に迷惑になりたいだけで、その先のずるくてセコい利益を目指してはいないんじゃないのかとすら思えてくる。迷惑メール産業に携わる連中がどんな見識の元でああいったメールを送っているのか知らないが、受け取る側からすると、もう少し胸をときめかせられる迷惑メールがあってもいい気がするわけだ。遺産相続をうんぬんかんぬんなんかより、あの日、図書室の片隅にアドレスを書いて行かれませんでしたか…?なんて文句から始まる迷惑メールの方が、あれ、そんなことあったかな!あった気もするな!とかってちょっとウキウキできるだろう。
これぞ、現状とニーズの乖離そのものだと思う。迷惑メール業者よ。頼む、どうせ送るなら胸ときめかせる書き出し、キラキラできる内容で送ってくれ。
ほらまた遺産ですよ。