満を持してのパート2
前回パート1をアップした時に露骨にアクセス数が下がったあたり、Youtubeの大海の中の芥というよりか、最早ただの芥なんじゃないかなんて思ったがそんなの知るか。自分の曲かつ自分のブログなのだから好き勝手に書かせてもらおうじゃないか。好き勝手に自分語り兼陶酔をさせてもらおうじゃないか。
さて、そういうわけでいざ参る。
ヘクトパスカル
部活が休みの朝。ゆっくり寝ようと決意していた朝。台風通過の朝。二階建ての二階に住んでいた当時の雨音たるやすごかった。寝てなんかいられない。無条件起床。あーもううるせえぇぇぇってできた曲。
あまりのイライラに
朝起きた途端にトタンに打ち付ける雨のキャンディー
というB級韻踏みをしてしまったが、テレビをつけたら伊豆大島が大変なことになっていて、
夜が合図をした伊豆大島では光が散った
と、冷静に合図と伊豆を踏むことに成功した。
また、
若かった木々の葉が夕暮れの色になってすぐ落ちた
なんて割と詩的なことも書いている。お気に入りの詩である。
柿
柿の実と柿の木が主役のラブソングである。君が氾濫するラブソング業界において、絶対に君を使わないラブソングを書いてやろうと躍起になってたころの歌。
熟れきって今にも木から落ちそうな柿の実について
小指同士が触れてるくらいのつながりが心地よかった
と書けたそれだけで、この曲の価値があったと思っている。
明治ー辞めるイメージー
明治で延々と韻を踏んで行く曲。なんの意味もない韻ではない。心の中ではきちんと筋が通っている。
定義されない善意 差し伸べた手は空を切ってまたfake it
大きなお世話なの 軽視されて行く古き良き精神
これはかつてお年寄りに電車で席を譲ろうとして、頑なに断られた挙句その席を見知らぬおっさんに横取りされてしまった出来事を表している。
なぁ、深いだろう。
ねえ人事
就活の歌であり、我が作曲人生のマイルストーンとなっている曲でもある。作れてよかった。人事への懇願、恋心にも似た切なさを表せた曲だ。
社会の宇宙で 漂う僕らを
どうかネクタイで捕まえて
そしたらあなたに一生ついていく
これまで書いてきた詩の中で、ここまで痛烈に心情表現できたことはない。マイベストポエムである。
誰もわかってくれなかったりするけど、従兄弟が評価してくれてものすごく嬉しかった。
ライブには メガネをとって 行きましょう〜失くすよ〜
ももクロのライブに行った先で、メガネを大破紛失した模様を歌にした。地味な曲である。
曲中に出てくる君は全てメガネのことであり、幻はももクロ達のことだ。ラブソング気に作れて満足。
たかだかメガネを買い換えることを、
さよならも言えないままに
僕は次の君を探すんだ
と書けたこと。死別すらも思わせる表現ができたこと。それだけでメガネを壊し、失くした価値があったと思う。
ここまでが、旧作曲環境下での作品。ここから新機材の導入により、多少音質が上がる。微々たるものだがその微にテンションが上がってしまう。単純なのだ。
まさかのPart3もそのうち書きます。世界に3人くらいいると言われるファンの方々、喜んでね。やったね!